常識に縛られない異才・奇才が未来技術を切り拓く。まさに今、日本に必要なのは、常識破り、型破りの発想ではないか!そこで、日本の異才・奇才を紹介する新連載。第一回は、神戸大学教授・塚本昌彦氏。“ウエアラブルの伝道師”と呼ばれる男だ。彼の人生観、キャリア観から、エンジニアの本質を探ってみたい。 塚本昌彦氏 神戸大学工学部教授 額に取り付けられているのはヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)。彼の目には、小型PCとつながったHMDのモニターが常にとらえられている。実験中の姿ではない。電車に乗るときも、食事をするときも、講義のときにも、一日のほとんどの時間を彼はこの姿で過ごしている。人呼んで“ウエアラブルの伝道師”。 僕は昔から、毎年いろんな予言をするんですよ。1997年は「5年後、みんながHMDを付けて街を闊歩するようになる」という予言をしました。「だから3年後には、僕も頭に付けています」と付
歴史的に、機械・コンピューターは人間を助け、人類の繁栄に寄与してきた。最近、人間が「主」であり、機械・コンピューターが「従」であった関係に異変が起きている。機械・コンピューターが人々の仕事を奪い、人間の最後の砦であったはずの「プロ・職人の勘所」がビッグデータによって無力化しようとしている。経営情報学会会長で早稲田大学ビジネススクール教授の平野雅章氏が、人間と機械・コンピューターとの関係を占う名著を紹介しつつ、経営的視点に立って、人間主体の企業社会を構築するヒントを提供する。連載の1回目は、世の中に衝撃を与えた『機械との競争』(エリック・ブリニョルフソン、アンドリュー・マカフィー共著)を取り上げる。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く