欧州でBMWやVWが年内に相次いでEVの発売を予定しています。 BMWはドイツ国内の3工場に約780億円を投じて生産開始するようで、うち、520億円を組立てラインに、260億円をボディに使用する軽量カーボンファイバー生産設備に当てる模様。 BMW i3 以前にご紹介したとおり、BMWはアルミより30%も軽く、鋼板材の半分の重量で済む炭素繊維ベースの強化プラスチック材を開発しており、この分野で先行する航空機メーカーBOEING社との技術提携により設計・生産方法を見直して採算性にも目処をつけたと言います。 BMWではEV専用ブランド「BMW i」シリーズを新たに設定、コンパクトEV「BMW i3」をドイツ東部の工場で量産する計画で、欧州で年内に発売、続いて2014年以降に日米でも販売する意向とか。車両価格については現時点で未公表となっています。 BMW i3 炭素繊維材の製造を内製化してコスト