米国の調査会社IHS iSuppliは太陽電池市場について、2013年の金額ベースの市場規模を予測。日本が世界最大の200億米ドル規模に成長すると予測した。理由を2つある。まず、日本のFITが魅力的であり導入量が急激に増えることだ。次に、システムコストが高いことである。2つの理由が「かけ算」の形で効いてくるため、市場規模が膨らむ。 2013年は日本の太陽電池市場が、ドイツや中国を上回って世界最大になる――米国の調査会社であるIHS iSuppliの予測だ。 同社の予測は金額ベースのものだ。2013年の市場規模予測は、1位が日本、2位が中国、3位がドイツというもの。ドイツは2009年から2012年まで首位だったが、欧州市場の落ち込みと軌を一にしており、3位となる。 世界に占める日本市場の比率は年を追うごとに増えており、2011年の9%、2012年の14%に対し、2013年には4分の1近い24
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