ZigBeeのキラーアプリケーションがようやく登場、IoTの普及加速で:ビジネスニュース 企業動向 センサーネットワーク向けの無線通信規格として登場したZigBeeだが、長らくキラーアプリケーションが存在しなかった。だが、ZigBee用半導体チップを手掛けるシリコン・ラボラトリーズは、「電子機器同士をつなぐモノのインターネット(Internet of Things)市場の成長により、ZigBee製品が大きく伸びる可能性がある」とみている。 短距離無線規格としてZigBeeが登場したのは約10年前のことだ。家電とセンサーを組み合わせたホームオートメーションをはじめ、ファクトリーオートメーション、ビルディングオートメーション向けのネットワークを構築する目的で策定された。他の無線規格に比べると伝送速度は遅いが、メッシュ型のため柔軟なネットワークを構築できる他、消費電力が非常に低いという特長を持つ