HVやEVなどの電動車が販売を伸ばしている。月間では2021年9月に電動車の販売台数がエンジン車を初めて逆転。それ以降、12月までの4カ月間の合計販売台数でも電動車が上回っている。ガソリン価格の高騰や環境意識の高まりなどが背景にある。 半導体不足などの影響で新車販売が落ち込む中で、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)などの電動車が販売を伸ばしている。日本自動車販売協会連合会(自販連)の燃料別乗用車販売台数(軽自動車除く)によると、月間では2021年9月に電動車の販売台数がエンジン車を初めて逆転。それ以降、12月までの4カ月間の合計販売台数でも電動車が上回っている。ガソリン価格の高騰や環境意識の高まりなどが背景にあり、国内の新車市場は大きな転換点を迎えている。 電動車は電気エネルギーを動力として使う自動車で、HV、EVの他、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)がある