『MacBook』で地震計ネットワークを――カリフォルニア州での試み 2008年4月28日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (1) Bryan Gardiner Photo credit:『Technology Review』誌提供 今後30年の間にカリフォルニア州で「大地震」が起こる確率は99%という科学界からの指摘を受け、地震学者たちは今、発生直後に地震を検知し分析する新しい方法を考え出そうと懸命に努力している。 そんななか、ある研究チームが、分散コンピューティングのアプローチを採用することで、コストをかけずに巨大な地震検知ネットワークを作り上げられないかと考えている。このネットワークで活用されるのは、市販のノートパソコンの一部にすでに搭載されているモーション・センサーだ。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のPaul Davis教授(地質学)は『Tec
インタビュー 中村豊システムアンドデータリサーチ社長 新幹線にも採用されている実用P波警報システムを開発・販売しているのがシステムアンドデータリサーチ(略称・SDR、東京都国立市富士見台3‐25‐3、中村豊社長、рO42・574・4536)。世界最速かつ超小型の新世代早期地震警報システム「FREQL」(フレックル)や手乗りサイズのデジタル地震計「AcCo」(アッコ)などがその製品である。そこで、中村社長に開発の経緯や今後の抱負などを聞いた。 ――新幹線にも採用されているユレダス開発の経緯などを。 中村 私は1978年に国鉄に入社しましたが、当時から地震対策の一環として早期地震警報システムの研究開発が行われていました。これは、東京大学の地震研究所や生産技術研究所の研究者が1972年の世界会議で共同発表した「10秒前検知システム」の構想を受けたもので東京首都圏が対象ですが、類似の構想は
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