なんかガッカリした。 当時の彼は、他人と違う自分でいたいという鋭さ、自分と世界の折り合いをどう付けるか考えて生き辛そうにしてるところがとても魅力的だった。わがままさとかイタさも表裏一体だったけど。触発されるところがあって一緒にいて面白かった。好きな映画や音楽や芸術について一晩中喋ったり、ニュースについて馬鹿みたいに真剣に話し合ったり。 でも今は変わってた。話してて良くも悪くも普通の人。楽しい大学生活を送った鈍感な同い年の男の子って感じ。 本人は生きやすくなったんだろうと思う。 彼と別れたあと何人かの人と付き合ったけど猛烈に好きって気持ちにはなれなくて、一生あの人が忘れられないのかなって引きずってたけど全然ときめかなくてガッカリしたと同時になぜかほっとした。 これからあの時くらい一緒にいて面白くて猛烈に好きになれる人と出会えることってあるのかなと考えるとすごくさびしい。
啓示→掲示 http://orangestar.hatenadiary.jp/archive/category/%E7%8C%AB%E3%82%92%E6%AE%BA%E3%81%99%E4%BB%95%E4%BA%8B:titleタグ:猫を殺す仕事の漫画 2015/11/30追記:こちらの漫画を含めた同人誌、猫を殺す仕事をamazon kindle(電子書籍)で発売中です。 猫を殺す仕事 作者: 小島アジコ発売日: 2015/11/28メディア: Kindle版この商品を含むブログ (2件) を見る ページ数は全112ページになります。物理書籍と台割が若干異なります。(見開きをせずに1ページずつ見ていくのを想定した構成にしてあります) ※サイトで掲載したものに、トーンを貼ったり、写植をうつなどの加筆修正したものを収録しています。 収録作品一覧 神様の仕事 電車がこない ※試し読み お金
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