筆者の“ラム肉デビュー”はかなり遅い。2002年6月、家内と北海道へ取材旅行に行き、帯広で初めてジンギスカンを食べた。ジンギスカンが初めてなら、面と向かって羊の肉と対峙したのも初めてのことだった。「羊肉は臭い」という先入観で避け続けていたこともあるし、豚や牛、鶏などと比べて、日本人にはなじみの薄い肉だという理由もあった。 ラム肉人気の背景に「ヘルシー」あり カルニチン訴求の文言を含むラム肉の販売例 食べてみた。臭くない。むしろ鶏肉の匂いの方に辟易することがある。調子に乗って夫婦して大量に食べた。後で消化薬の世話になるものと思ったが、それは杞憂に終わった。消化がよかったのだ。 筆者はその時44歳。以来すっかりラム肉のファンで、ときおり無性に食べたくなることがある。矢も盾もたまらず精肉店やスーパーに走るが、近隣で常時置いている店はほとんどない。その事実を改めて知って落胆するが、その分、置いてあ
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