北海道函館市が6千万円投じた観光情報端末 道順案内に市民「変だ」 土地勘ない東京の業者開発 (01/21 21:30) 函館市が約6千万円を投じ、JR函館駅などに設置した観光案内情報端末「函館インフォメーション」の情報が「おかしい」との声が市民から上がっている。目的地までの交通機関を調べると「市民が普通は使わないルートを紹介される」からだ。市から開発を委託された東京のIT企業は「市民の意見を聞いて改善したい」としている。 大型のタブレットのようなデザインの端末は、市の中心市街地活性化基本計画の一環として昨年12月下旬、函館駅構内と五稜郭タワー1階に1台ずつ設置された。操作もタブレットさながらに画面をタッチする方式で、交通機関や主要観光施設の情報を検索できる。 観光客向けの設備だが、設置直後から試しに使ってみたという市民の間で「表示される情報が変だ」との声が上がり始めた。 実際に函館駅の端末