2014年12月の沖縄県知事選への当選以来、保守革新の垣根を越えた画期的な「オール沖縄」体制を構築し、国が強行する辺野古新基地建設に反対する姿勢を毅然として貫き続け、基地問題以外の分野においても、深刻化する子どもの貧困問題を解決する為の基金創設や、基地に頼らない経済振興策などといった成果を残し、沖縄県民と真摯に合いながら厚い支持を受けてきた翁長雄志・前沖縄県知事。 そんな翁長前知事が8月8日に膵臓ガンによってこの世を去り、その死去に伴う沖縄県知事選を経て、今月9日に県民葬が行われて沖縄県民に見送られていきました。私からも、最後まで文字通り「命を賭して」戦い抜いた翁長雄志さんに、この場をお借りして最大の敬意を表すると共に、謹んでお悔やみ申し上げます。 さて、その翁長氏を送り届ける県民葬には、氏の辺野古新基地反対の思いを継いで先の県知事選に当選したデニー新知事のほか、実に3000人もの人々が列