もはやすっかり忘れ去られた感のある調査捕鯨中止問題だが、その渦中にある捕鯨船団が帰国していた。 船団の乗員中3割近くが被災地出身ということもあり帰国を早めたとのこと。母船の日新丸は今後、大型の船体を活かし救援物資を積み込んで被災地へ向かう。 【地震】調査捕鯨船 妨害で前倒し帰国、被災地へ(11/03/21) 母船の日新丸(8044トン)は同日午前、東京港に着岸し、水産庁幹部らが迎えた。他の3隻は山口県下関市内に着いた。 水産庁によると、乗員計184人の3割弱が東日本大震災の被災地住民で、帰国を早めた。日新丸は今後、被災地の物資輸送に使用される。