〒102-0084 東京都千代田区二番町9-8 TEL:03-6910-1130 FAX:03-3261-5132 毎週金曜日発行 購読料700円(送料共) 農政解説 安全と営農のはざまで――福島県、2012産米の放射能物質検査 福島県は8月25日から、2012年産米の放射性物質の全袋検査を始めた。消費者の不安感をぬぐい去りたい県では、収穫予定の36万トン(約1200万袋)すべてを検査対象とする異例の態勢を取る。これまでのところ、放射性セシウムが基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える米は出ていない。だが、検査が終わるまで出荷できない農家からは、不満の声も上がっている。 「基準値越えの米が流通しないよう対策を徹底した」という福島県。30キロ入りの袋を、8時間で2千袋(60トン)測定できるベルトコンベヤー式検査機を192台配備した。検査機は1台約2千万円。大手メーカー5社が急ぎ開発し、8
〒102-0084 東京都千代田区二番町9-8 TEL:03-6910-1130 FAX:03-3261-5132 毎週金曜日発行 購読料700円(送料共) 農政の動き 再生可能エネルギーへの挑戦(2) ソーラーパネル、耕作地に設置の動き 農地利用とどう調整 農水省は、再生可能エネルギーを復元が見込めない耕作放棄地を中心に進める方針だが、現に耕作している水田や畑、樹園地にソーラーパネルを設置する動きが相次いでいる。日陰を好む作物だったり、パネルの間隔を空けて一定の日照量を確保。機械による農作業も支障がないため、地元の関係機関も農地転用は不要との判断だ。全国各地で同様の動きが見られることから、農水省は年内にも農作業や収穫量などに基づく農地転用の判断基準を示す方針だ。 三重県伊賀市で建設会社を経営し、個人でも水稲など20ヘクタールを栽培する和田満さん(56)は、借地37アールの水田に10アール
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