日本農業は12月6日、清水港初となるタイ向け静岡県産サツマイモの輸出を行い、現地法人が物流実験検証や流通・販売等のマーケティング調査を行うと発表した。 <清水港からタイへサツマイモ輸出> 同輸出は、静岡県が行う「山の洲産品の清水港輸出拡大事業」公募により採択されたもの。中部横断自動車道の全線開通に伴い、山の洲(静岡県、山梨県、長野県、新潟県)産品を清水港から輸出する仕組みを構築し、清水港を活用した農産物等の輸出拡大を目的としている。 輸出されるサツマイモは約10トン。日本農業が子会社として静岡県で立ち上げた、ジャパンベジタブル及び同社の契約農家が、荒廃農地を再生し生産を行い、ジャパンベジタブルによって選果・梱包。貨物受入れからバンニング (コンテナへの積込み) については、鈴与が担当し、タイへ輸送後は、日本農業の現地法人が販売及び、物流実験検証、流通・販売等のマーケティング調査を行う。 <