人種のるつぼと言われるアメリカには、その多様性を促進するシステムがある。その一つが永住権(グリーンカード)の抽選プログラムだ。 アメリカンドリームを夢見て、毎年相当数の人が応募しているが、10年応募しても当たらないということもザラである。 そんな中、2001年NYで起きた9.11同時多発テロ後に応募し、一発でグリーンカードを手にし、英語力ゼロ・人脈ゼロという何もない状態から這い上がった男がいる。 『Fujisoft America』でCOO兼CFOを務める中島恒久さんだ。今日は中島さんに、現在の仕事のみならず、「ゼロからアメリカで這い上がる方法」についてお伺いした。 ▼本記事の内容 [全5ページ] ーーーーーーーーーーーーーーーーーー [#1] エンジニアリング以外全てが仕事 [#2] 9.11後にグリーンカードに当選する [#3] 這い上がるために起業 [#4] 仕事・家族・家…全てを失