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ブックマーク / pc.watch.impress.co.jp (344)

  • 「Apple Mac Pro」レビュー

    アップルコンピュータは8月8日、米国で開催されたWWDC(世界開発者会議)において発表されたプロ向けデスクトップ製品「Mac Pro」を国内でも発表した。同日から出荷が開始されている。 既報のとおりMac Proの基準モデルは、デュアルXeon 2.66GHzを搭載する単一仕様だが、Apple StoreによるCTO(Customize To Order:注文仕様生産)によって約500万通りのカスタマイズが可能とされる。 今回は、現行の最上位プロセッサであるデュアルXeon 3.0GHzにカスタマイズされたMac Proを試用してレビューを行なった。試用モデルのスペックは下記のとおり。この仕様をApple StoreでCTOした場合の価格は770,670円となる。ちなみに、この価格で特に大きなウェイトを占めているのはビデオカード。標準品のNVIDIA GeFroce 7300 GTを利用す

  • 「Core 2 DuoはPentium以来最大の革新」

    7月27日 開催 インテル株式会社は27日、デスクトップ向けデュアルコアPC「Core 2 Extreme」、および「Core 2 Duo E6000」シリーズを出荷開始したと発表した。 モデルナンバー/動作周波数/1,000個ロット時の価格は、Core 2 Extreme X6800/2.93GHz/115,900円、Core 2 Duo E6700/2.66GHz/61,490円、E6600/2.40GHz/36,660円、E6400/2.13GHz/25,990円、E6300/1.86GHz/21,230円。 いずれも65nmプロセスで製造され、2億9,100万トランジスタを集積し、ダイサイズは143平方mm。FSBは1,066MHz、L2キャッシュはX6800/E6700/E6600が4MB(共有)、E6400/E6300が2MB(同)。 なお27日現在、Core 2 Extrem

  • 多和田新也のニューアイテム診断室

    Intelが7月に発表したCore 2シリーズ。すでにデスクトップ向けは単体発売も始まっているが、モバイル向けに関してはスペック公開のみに留まっていた。周知のとおり、Core 2シリーズはモバイル向けCPUである「Core Duo」の流れを色濃く受け継いでおり、NetBurstからCoreマイクロアーキテクチャへ移ったデスクトップ向けとは、また違った変遷をしている。そのモバイル向けCPUの新旧製品を比較してみたい。 ●L2キャッシュ容量アップに伴いダイサイズもアップ 「Merom」の開発コードで呼ばれたモバイル向けの「Core 2 Duo」シリーズは、すでにラインナップや仕様が公表されている(表1)。スペック上の主な特徴は、667MHz FSB、4MB/2MBのL2キャッシュ、EM64Tサポート、Virtualization Technologyサポート(T5500をのぞく)といったところ

  • 元麻布春男の週刊PCホットライン 改良されたBoot Camp 1.1を試す

    Macの上でWindowsを動かすという行為は、しばらく前なら考えられないことだった。MacのプロセッサであったPowerPCでは、Windowsを直接動かすことができない('97年2月7日にWindows NT 4.0におけるPowerPCサポートの打ち切りが発表された)し、PowerPC上の仮想マシンで実行されるWindowsは、アプリケーションによっては使えるかも、という程度でしかなかった。 ところがAppleがプロセッサをIntelに乗り換えたのをきっかけに、Macの上でWindowsを動かすことがにわかに現実味を帯びた。最初はインターネット上の有志により、そしてついにはApple自身によるBoot Campの提供により、Mac上に直接Windowsをインストール、起動することが可能になった。 またIntelプロセッサの採用は、そのままx86互換仮想マシンの性能向上にもつながり、P

  • WWDC 2006でXeon搭載のMac Proが登場

    Apple Computerは、サンフランシスコで開催中のWWDC 2006の基調講演で、IntelのCoreマイクロアーキテクチャCPU、Xeon(開発コード:Woodcrest)をデュアルで搭載するプロ向けデスクトップの新製品「Mac Pro」を発表した。 同時発表されたXserveにも同じくXeonが搭載されており、同社はこれで全てのラインナップでIntelへの移行を果たしたことになる。 発表されたMac Proは、Xeon 2.66GHzをデュアルで搭載し、1GBメモリ、250GBのHDDそしてGeForce 7300 GT 256MBを搭載する単一の仕様。 ただし、Apple StoreのBTOにより、プロセッサは2.00GHz、あるいは3.00GHzへも変更でき、メモリは最大で16GBまで、HDDは2TBまで拡張が可能。ビデオカードもATI Radeon X1900 XT、N

  • アップル、Core Microarchitecture搭載のMac Pro

    アップル、Core Microarchitecture搭載のMac Pro ~Xeon 5100 2基でクアッド構成 アップルコンピュータ株式会社は、8日、プロフェッショナル市場用のデスクトップMacintosh「Mac Pro」の受注を開始した。 従来のPowerMac G5の後継にあたる製品で、Intel CPU搭載により新しいシリーズ名称が与えられた。 CPUには、デュアルコアのIntel Xeon 5100シリーズ“Woodcrest”を2基搭載し、クアッド構成となっている。 標準の仕様は1つのみで、Apple StoreのBTOにより、CPU等の仕様変更が可能となっている。 標準構成は次のとおり。Xeon 5150(2.66GHz)×2、1GBメモリ(PC2-5300 FB-DIMM)、NVIDIA GeForce 7300 GT(256MB)ビデオ、250GB 7,200rpm

  • WWDC 2006 基調講演レポート

    WWDC基調講演速報、"Leopard"を公開。10の新機能をデモ ~Preview版をデベロッパに配布。発売は来春の見通し 会場:San Francisco「Moscone Center West」 会期:8月7日~11日(現地時間) サンフランシスコのMoscone Centerで米AppleのWWDC(世界開発者会議)が7日午前10時(現地時間)開幕した。 オープニングは例年どおり、同社のスティーブ・ジョブズCEOを中心とした基調講演。事前発表のとおり、次期Mac OS Xとなる"Leopard"を初めて公開し、Leopardに搭載されることになる10余りの機能をデモして見せたほか、新製品としていずれもXeon(コードネームWoodcrest)を搭載する「Mac Pro」、そして「Xserve」を発表した。 この発表により、同社の製品はすべてCore Duo(一部Solo)あるいはX

  • 元麻布春男の週刊PCホットライン

    ●全MacラインナップのIntel化が完了 8月7日、AppleMacのIntelプロセッサへの全面移行を完了するプロダクト、Mac ProとXserveの発表を行なった。 サンフランシスコで開催中のWWDC(World Wide Developer's Conference)におけるキーノートで、同社のスティーブ・ジョブズCEOが発表した。昨年6月にIntelプロセッサへの移行を表明して以来、210日で全ラインナップの移行を完了したことになる。当初のスケジュールでは2007年中に移行を完了させる、ということだったから、1年以上スケジュールは前倒しされたわけだ。 もちろん、スケジュールの前倒しが可能だったのは、Apple自身の努力もあるだろうが、Intelが製品リリースのスケジュールを前倒ししたことも大きい。今回発表されたMac ProとXserveに採用されているXeonプロセッサ(W

  • WWDC2006基調講演詳報(2)

    会場:San Francisco「Moscone Center West」 会期:8月7日~11日(現地時間) 基調講演は約1時間30分にわたって行なわれた。そのうちちょうど1時間が"Leopard"に搭載される新機能の紹介とそのデモンストレーションに割かれている。"Leopard"のセクションに入る際、スティーブ・ジョブズCEOは「今日は10個の新機能を見せる」とコメントした。 そのうえで「彼ら(Vista)は、AppleGoogleを模倣しているに過ぎない」として、会場でも見せることができない『TOP SECRET』が、"Leopard"に存在することをほのめかした。もちろん詳細は語られていないが、何かあるとしたら今回の講演ではピックアップされなかったFinder(ユーザーインターフェイス)まわりだろうか? 毎回メジャーバージョンアップに合わせて、Finder周りには何らかの手が加え

  • WWDC2006基調講演詳報(1) - Imppress Watch

    会場:San Francisco「Moscone Center West」 会期:8月7日~11日(現地時間) 米Apple ComputerによるWWDC 2006(世界開発者会議)は、現地時間7日午前10時に幕を開けた。ほぼ定刻に始まった基調講演は、まず同社の顔であるスティーブ・ジョブズCEOの登壇で開始した。 ジョブズCEOは、自分のパートにおいてこれまでと何ら変わることなくエネルギッシュに講演を行なった。冒頭では、今年のWWDC参加者は4,200名を超えたことをアナウンス。また現在ADC(Apple Developers Connection = 同社の登録制開発者組織)の登録者が75万人を数えたことも明らかにした。さらに、今回会場には1,000人を超えるApple Computerのエンジニアが訪れているため4対1の比率でデベロッパへの対応が可能とし、期間中に数多くの有意義なコミ

  • AMD、ATIの買収を発表

    7月24日(米国時間)発表 米AMDは24日(現地時間)、加ATI Technologiesを買収すると発表した。買収金額は約54億ドルで、AMDは42億ドルを現金で、残りを株式5,700万株で支払う。 ATIを買収したことで、AMDはチップセット技術を入手し、成長著しいモバイルコンピューティングへの注力を加速するとしており、2007年にもなんらかのプラットフォームが発表される予定。 さらにリリースでは、CPUGPUの統合プラットフォームの開発計画も視野に入れていることが述べられている。 この買収によりATIはAMDの一部門となるが、ATIのブランド名や社名が継続されるのかについてはリリースでは触れられていない。ATIの社長兼CEO(最高経営責任者)のデイブ・オートン氏はAMD ATI Business DivisionのExecutive Vice Presidentに就任する。 両社

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    agw 2006/07/26
  • 【後藤弘茂のWeekly海外ニュース】64bitは苦手なCore Microarchitecture

    EM64T Long Modeではマイクロアーキテクチャ上の制約がある PCアプリケーションでは圧倒的に優れたパフォーマンスを誇るIntelの「Core Microarchitecture(Core MA)」。消費電力も低く、モバイルでも強力なアーキテクチャだ。Core MAは、Intelの切り札となりそうだが、完璧というわけではない。影もある。それは64bit時のパフォーマンスだ。 Core MAの場合、マイクロアーキテクチャ上の理由で、64bit時には性能が32bit時より落ちてしまう可能性が高い。少なくとも、同じステップ数のコードを走らせるなら、理論上は64bitの方が性能が落ちてしまう。もちろん、ベースのパフォーマンスが高いため、あくまでも32bit時と比較した場合の話だ。 Core MAのこの問題は、現在のCore MAマイクロアーキテクチャの実装上の問題であるが、根源的にはx

  • Microsoft、WinFSの開発中止を表明

    6月23日(現地時間)、MicrosoftはWinFSの開発中止を表明した。 形式こそWinFSチームのブログによるWinFS情報のアップデートであるものの、その内容はWinFSを単体のコンポーネントとして提供する計画はなくなった、というものだ。WinFSの開発工程において得られた技術は、将来提供されるSQL ServerやADO.NETに応用されるものの、「WinFS」という1つのソフトウェアパッケージとしてリリースされることはもはやない。 もともとWinFSは、次世代Windows(今のWindows Vista)に採用される将来のファイルシステムとして考えられたものだ。当初のWinFSの構想ではWindows自身を含むすべてのデータが、SQLベースのデータベースに置かれるという野心的なプロジェクトだった。その後、WinFSはNTFS上にインプリメントされることになり、同時にWindo

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    agw 2006/06/29
  • Cellの家電搭載を阻む障壁〜SCEI 久夛良木健氏インタビュー(4) - 後藤弘茂のWeekly海外ニュース

    PLAYSTATION 3(PS3)発売へと、いよいよ加速し始めたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)。しかし、従来のゲーム機とは一線を画すエンターテイメントコンピュータPS3の戦略は、まだ浸透しているとは言い難い。 同社を指揮する代表取締役社長兼グループCEOの久夛良木健氏が、PS3の戦略とビジョンを語る。 ●PS3以外へのCellの普及には家電のコンピュータ化が必要 【Q】 Cellをもっと多くのデバイスに入れたいと言っていた。そのために必要なのはCellの派生チップ(derivative)だと思う。家電ではCellの今の構成ではオーバーキルの市場が多い。今のCellは、SPE(演算プロセッサ)を8個載せているが、家電市場では4個でもいいし、PowerPCコアも組み込み向けの軽量なものでいい。そうした派生チップの計画はないのか。 【久夛良木氏】 (SPEは)2個でもいいか

    agw
    agw 2006/06/14
  • 会場レポート【Intelマザーボード編】

    会期:6月6日~6月10日(現地時間) 会場:Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/2/3 Taipei International Convention Center Intelが6月から順次投入する「Coreマイクロアーキテクチャ」を採用するCPU製品に先駆け、デスクトップ向け対応チップセットのIntel 965 Expressが正式発表された。これに合わせて各マザーボードベンダーのブースでは多くのIntel 965搭載製品が展示され、製品スペックも「Core 2 Duo」や「Core 2 Extreme」の文字でアピールしている。 国内でもエムエスアイコンピュータージャパン(MSI)が早々に発表し、各社が製品リリースを公開している。NetBurstから大幅に消費電力が下がり、性能も向上するCore 2は、特に性能/静音志向の高い日

  • Intelカンファレンスレポート - Core 2 Duoを最大限に活かすIntel 965 Express モバイル向けSanta Rosaは2007年登場

    会期:6月6日~6月10日(現地時間) 会場:Taipei World Trade Center Exhibition Hall 1/2/3 Taipei International Convention Center 6日に行なわれた基調講演に続き、7日にはIntel 965 Expressチップセットの立ち上げイベントならびに、モバイル製品についてのカンファレンスが行なわれた。Intel 965 Expressは、COMPUTEX会場にて解禁されたものの、同社のサイトにはまだ一部の情報しか掲載されていない。そこで、レポートでは日のイベントで紹介された内容を交え、チップセットの詳細について紹介したい。 Intel 965 Expressは、大きくIntel P965 Express(以下、P965)、Intel G965 Express(以下、G965)、Intel Q965 Exp

  • コンフィギュレーションが可能なPLAYSTATION 3 〜SCEI 久夛良木健氏インタビュー(1)

    ■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ コンフィギュレーションが可能なPLAYSTATION 3 ~SCEI 久夛良木健氏インタビュー(1) PLAYSTATION 3(PS3)発売へと、いよいよ加速し始めたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)。しかし、従来のゲーム機とは一線を画すエンターテイメントコンピュータPS3の戦略は、まだ浸透しているとは言い難い。 同社を指揮する代表取締役社長兼グループCEOの久夛良木健氏に、PS3の戦略とビジョンを伺った。 ●コンピュータだから進化するPLAYSTATION 3 【Q】 以前から、SCEIはPLAYSTATION 3(PS3)はゲーム機ではなく、コンピュータだと言っていた。その意味では、PS3がHDDを標準で載せるかどうかが、コンピュータになるかどうかの重要なポイントだと考えていた。しかし、HDDの標準搭載は、なかなか明確にしなかっ

    agw
    agw 2006/06/08
  • 元麻布春男の週刊PCホットライン

    2006年6月1日(日時間6月2日午前0時30分)、AMDは金融関係者向けのイベントであるアナリストデイを開催した。多くの企業同様、年に2回、春と秋に開催されるが、AMD社のあるSanta Claraで開催される春のアナリストデイは、テクノロジーアナリスト向けであるため、Technology Analyst Dayと称されている(New Yorkの秋は一般アナリスト向け)。 登壇した主なエグゼクティブは、Hector Ruiz CEOを筆頭に、Dirk Meyer社長兼COO、Daryl Ostrander副社長(製造部門担当)、Phil Hester副社長兼CTO、Joe Menard副社長(コンシューマー担当)、Marty Seyer副社長(コマーシャル担当)の6人。Ruiz CEOとMeyer COOの2人を除いた4人が、それぞれの担当事業についてプレゼンテーションをまじえたスピ

  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース:拡大が進むAMDのコプロセッサ構想

    AMDは、特定ワークロードの処理を高速化する「コプロセッサ(アクセラレータ)」の統合を真剣に考えている。コプロセッサについては、2005年から言及していたが、ここへ来て明確な道程を示し始めた。AMDのPhil Hester(フィル・へスター)氏(Senior Vice President & Chief Technology Officer)は、5月に日で開かれたラウンドテーブルでコプロセッサについて次のように説明した。 「現時点で、2つの方法でコプロセッサを搭載できる。1つは、PCI ExpressなどI/Oバスを使う方法で、これは簡単に実現できる。もう1つは、『Coherent HyperTransport』を使う方法で、より高パフォーマンスは得られるが、技術的な難度も高い。我々は、こうした、標準I/OやCoherent HyperTransportを使う方法で、他の人々が容易に専門

  • 後藤弘茂のWeekly海外ニュース Rev. Fの次の次に来るAMDの次世代コア「Hound」

    ■後藤弘茂のWeekly海外ニュース■ Rev. Fの次の次に来るAMDの次世代コア「Hound」 ●Rev. Fの次はHoundでCPUアーキテクチャを拡張へ 新世代のK8「Rev. F(Revision F)」を発表したAMD。以前、このコーナーでAMDが次の65nmプロセスコアRev. Gでもアーキテクチャ拡張を行なう可能性をレポートしたが、それは間違いだった。Rev. Gは、ほぼRev. Fと同じ機能のコアに留まり、その次の「Hound(ハウンド)」ファミリでK8コアの大規模なアーキテクチャ拡張を行なう。AMDは、6月1日(日時間6月2日深夜)の「AMD Technology Analyst Day」で、CPUロードマップを明らかにする予定だが、それに先駆けて、日で開催されたラウンドテーブルで一部を明らかにした。 下がAMDCPUコア部分を比較したチャートだ。今回明らかになっ