「プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版]」(通称:蟻本)という本がとてもよかったので、これから3回にわたって統計モデルを絡めた感謝の記事を書こうと思います。 プログラミングコンテストチャレンジブック [第2版] ~問題解決のアルゴリズム活用力とコーディングテクニックを鍛える~ 作者:秋葉拓哉,岩田陽一,北川宜稔発売日: 2012/01/28メディア: 単行本(ソフトカバー) 競技プログラミングはたまに実務で役に立たないとか言われていますが、僕はまったくそうは思いませんでした。プログラマーとしてもデータ解析者としても有益な考え方が満載で、ふと気づけば応用できる対象は至る所にあるように思いました。 今回は以下のナップサック問題と呼ばれる問題を考えます。 重さと価値がそれぞれWeight[i], Value[i]であるようなN個の品物があります。これらの品物から、重さの総和がMax

