前回に引き続き、ツリー構造のデータを可視化する「ツリーマップ」の手法を扱います。今回は、グラフィックスAPIのJava2Dを使用して、実際にツリーマップを描画し、画像ファイルへ出力を行います。 ソースコードのダウンロード 今回作成するプログラムのソースコードは、こちらから一括してダウンロードすることができます。ZIPファイルを展開して生成されるフォルダを、プロジェクトとしてNetBeansに読み込むことも可能です。 Java2Dによるグラフィックス Javaには、Java2Dと呼ばれる2次元グラフィックスAPIが標準で付属しています。Java2Dの仕様は大変充実しており、例えば以下のような機能がサポートされています。 基本図形の描画 テキストの描画 パスの作成 交差判定 座標系の拡大・縮小・回転 アンチエイリアス グラデーション 半透明描画 画像ファイルの入出力 視覚的に美しい情報可視化を
