NHK首都圏のニュース 放送センター 東大の元助教 経歴なども詐称 東京大学のトルコ人の元助教が、博士論文を盗用していたことが判ったため、大学がさらに調べたところ、大学や文部科学省に提出した履歴書や報告書にも事実と異なる記載があることがわかり、東京大学は既に退職している元助教に対して、懲戒解雇に相当するとする決定をしました。 この研究者は博士論文の盗用で先月、学位を取り消されたトルコ人で、東京大学・工学系研究科のアニリール・セルカン元助教(37)です。 東京大学では調査委員会をつくって、セルカン元助教の調査を進めたところ、平成17年、大学に採用されたときの履歴書に実際には卒業していないアメリカの大学の記載があり、さらにその後の大学の調査に対して、偽造した卒業証書を提出したということです。 また、平成18年度の文部科学省の科学研究費の報告書で、本人の実績としていた3つの文献のうち千葉と