ワシントン(CNN) イラクで2007年、ロイター通信のフォトジャーナリスト2人が米軍のヘリコプターに銃撃される場面を映したとされる映像が5日、インターネットで公開された。2人のうち1人は、救出されてワゴン車に乗せられるところで再度銃撃され、死亡したとみられる。 この事件は07年7月、イラクの首都バグダッドで米陸軍ヘリがロイター通信のフォトジャーナリストを武装集団だと思い込み、この2人を含む12〜15人を射殺したとされる。 今回の映像は上空から撮影されたもので、匿名で提供された文書や映像などの資料を公表しているウェブサイト「WikiLeaks」に掲載された。地上にいる数人が機関銃で撃たれ、フォトジャーナリストとみられる1人が死亡。また、負傷した様子で路上に横たわっていたもう1人のフォトジャーナリストとみられる男性が、数人に助けられてワゴン車に運び込まれるところを再度銃撃を浴びる様子も映って