毎日新聞のニュースサイトに掲載の記事・写真・図表など無断転載を禁止します。著作権は毎日新聞社またはその情報提供者に属します。 画像データは(株)フォーカスシステムズの電子透かし「acuagraphy」により著作権情報を確認できるようになっています。
東京都知事選で当選確実となり支援者らと喜ぶ元防衛相の小池百合子氏(中央)。中央左は衆院議員の若狭勝氏=東京都豊島区で2016年7月31日午後8時14分、宮間俊樹撮影 自民党が7月31日の東京都知事選で初当選した小池百合子氏(64)の処分を巡って苦慮している。同党などが推薦した増田寛也氏(64)が約112万票の大差で敗れたのは、自民支持層が小池氏に流れたのも一因。強引に処分すれば支持層が離反し、来年の都議選に影響するためだ。【加藤明子、松本晃】 自民党都連に所属する下村博文総裁特別補佐は1日、テレビ朝日の番組で「反党行為だったのは事実だ。除名か除籍か離党か、何もしないことはあり得ない」と明言した。同時に「対立構図はマイナスだ。協力するところは協力する」とも述べた。 政府・与党にとって、2020年の東京五輪・パラリンピックをはじめ待機児童対策や女性活躍などで都との連携は欠かせない。自民党都連の
自民党の安倍晋三総裁は11日放送されたテレビ朝日の番組で、次期衆院選の時期について「23日は天皇誕生日だから投開票はどうかという考え方は強い。24日は振り替え休日だからあり得る」と述べた。 自民党は野田佳彦首相に対し、11月22日までに衆院を解散し、12月4日公示・16日投開票の日程で年内に解散・総選挙を行うよう求めている。1週間遅れると投開票が天皇誕生日と重なるが、安倍氏は投開票を月曜日の12月24日にずらすことも視野に臨時国会会期末の11月30日までの解散を迫る考えを示した。 一方、野田首相は11日、東京都内で記者団から14日の党首討論で解散時期を提案するかを問われ「明示はしない。心の中も明かさない」と述べた。これに対し安倍氏は新潟市で記者団に「首相自身が(党首討論を)やりたいと言うからには、何かメッセージを発信したいと思うのが普通。大きな決断をしてほしい」とけん制した。【鈴木美穂】
五輪柔道女子48キロ級で福見友子(27)がメダルを逃してから一夜明けた29日、この階級で5大会連続でメダルを獲得した新党「国民の生活が第一」の谷亮子参院議員(36)が取材に応じた。“ポスト谷”が日本の看板階級で5位に終わったことへの悔しさをにじませながら、4年後のリオデジャネイロ五輪については「望まれるなら準備したい」と復帰に含みを持たせた。 議員会館内で取材に応じた谷氏。日本時間28日深夜に行われた福見の試合は育児などで見られず、29日朝のニュース番組でチェックしたといい、「(五輪最終選考会だった)5月の全日本選抜体重別選手権で力を出し切ってしまい、五輪に照準を合わせられなかったのでは」と指摘した。 福見は谷氏に2度勝った唯一の日本人選手として注目され、選抜体重別では代表に有力視されながら初戦敗退した浅見八瑠奈(24)に対し、優勝して五輪切符をつかんだ。
◇車社会新駅へ客流出 東北新幹線全通で開業した七戸十和田駅。地元七戸町が設置した無料駐車場が人気だ。600台でスタートしたが満車続きで、今夏には100台分増設。それでも週末は常に8割以上が埋まる。町の担当課は「ここまでとは」と予想外の展開に驚く。駅前には9月、大手スーパー「イオン」も進出し、にぎわいがさらに増した。 ◇ 「新幹線開業の影響は予想以上だった」。十和田市中心街にある十和田観光電鉄(十鉄)本社で、経営企画室の柳下浩部長はため息をついた。 十鉄は、同市と東北本線三沢駅を結ぶ重要路線だったが、新幹線開業後、三沢経由では新幹線への接続が悪く「時間がかかる」と市民に敬遠された。市中心街の北約15キロに七戸十和田駅ができ、車で20分も走れば駅前の無料駐車場が使えるとあっては、人の流れが移るのも自然だった。 十鉄の利用者数は、昨年11月の3万7000人から、新幹線開業の同12月には2万800
◇開通に向け市幹部らに 九州新幹線鹿児島ルートの全線開通を来春に控え、福教大付属久留米小の4年生40人が24日、久留米市役所を訪れ、全線開通に合わせた独自の観光プランを市幹部らに発表した。 子供たちは昨年「総合学習」の時間に、久留米市がどのような街なのかを調査し、観光客が減り続けている現状を知った。新幹線が開通しても通過駅になる懸念もあり、郷土を自分たちで盛り上げたいと、4月から研究してきた。 発表会では、児童たちが8班に分かれ、写真や説明書きを添えた大きな表を使って発表した。 文化芸術をテーマに、石橋美術館や県青少年科学館などを巡ったり、ラーメンや焼き鳥など久留米の代表的な料理を食べ歩いたりする家族向けの1泊2日のプランが挙げられた。中には、自然に触れる機会の少ない都市部の旅行者向けに、果樹栽培の盛んな田主丸町でブドウ狩りを楽しむプランもあった。 吉田秀一・新幹線活用事業推進室長(45)
「相当な役者だな」 と選挙を取り仕切る自民党の菅義偉選挙対策副委員長がつぶやいた。菅の上司である古賀誠選対委員長が衆院選に出馬するよう求めたのに対し、人気男、宮崎県の東国原英夫知事が投げた一球である。球威抜群だった。 戦時を思わせる。ミサイルは北朝鮮でなく、南国・日向から飛来した。落下した都心はうろたえ、右往左往である。麻生太郎首相は、 「衆院解散は遠くない」 と言わなければならなかった。戦火をまぬがれ、核シェルターに避難したい底意がみえみえだった。 なにしろ、人気者とはいえ、九州の一知事が、出馬条件として、 「私を次の自民党総裁候補として、衆院選を戦うご覚悟があるのか」 と前代未聞の爆弾発言をしたのだ。麻生をオレに代えろ、と要求している。 爆風にさらされた自民党内から、とっさに、あほらしい、ジョークだろ、顔を洗ってこい、などの反応が出たのは無理もない。スポーツ紙がいっせいに、 <自民、な
民主党の小沢一郎代表は26日、富山県入りし、次期衆院選富山3区に北日本放送アナウンサー、相本芳彦氏(52)の擁立を決め、共に記者会見した。出馬を要請した20日に続いての富山入りで、「三顧の礼」を持って出馬を口説き落とす姿を地元メディアを通じて県民に示し、候補者にかける期待を訴える小沢氏得意の手法だ。 愛媛1区でも昨年9月、今回とまったく同じ段取りで候補者が決定された。塩崎恭久元官房長官の対抗馬として、地元民放のベテランアナウンサーだった永江孝子氏を擁立するため、小沢氏は要請、出馬会見と1週間に2度にわたって愛媛入りした。 富山3区は現職の綿貫民輔・国民新党代表が昨年9月に比例代表への転身を表明した後、野党側の候補は不在となっていた。社民、国民新両党との選挙協力を意識し、相本氏は野党統一候補として無所属で出馬する可能性もある。 今回の富山3区と愛媛1区では「地元で人気のアナウンサー」という経
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く