日本におけるケーキの定番といえばやはりショートケーキ。海外にも「ショートケーキ」は存在するが、我々が知る、スポンジ、生クリーム、苺のケーキは日本独自のスタイルだ。日本人にとってなくてはならない存在のため、フランス仕込みの本格的なパティスリーでも多くの店が日本式のショートケーキを作っている。アーモンドを練り込み、キルシュを染み込ませた生地に、カスタードとバタークリームを合わせた「ムースリーヌ」を挟んだフランス式のショートケーキ「フレジエ」も魅力的だが、今回は日本式に限定して紹介する。苺のシーズンである冬から春にかけてのみ販売する店も多いので注意してほしい。 目白:エーグル ドゥース 世界洋菓子コンクール『クープ・ド・モンド・ラ・パティスリー』での準優勝経験も持つ寺井則彦が手掛ける目白のエーグル ドゥース。この店の『シャンティフレーズ』(480円)は、たっぷりのクリームと苺の層が美しい。薄手の
江戸時代から中山道筋に店を構える「福島家」。近くの大学へ通った私にとっては、赤飯やあんみつを食べに度々立ち寄った懐かしいお店です。あの頃も今も、お店の入り口を飾るのは15種類以上の美しい上生菓子。こだわりの栗菓子や、桜尽しのあんみつもお見逃しなく。 (目次) P1 「福島家」、「御菓子雛型」 P2 上生菓子と桜のお菓子 P3 こだわりの栗菓子5つ 中山道筋で約150年「福島家」 文久元年(1861年)には既に菓子屋を営んでいたという記録が残る「福島家」。現在は巣鴨駅の目の前に店を構えています。お店には上生菓子を中心に、店舗の地下で作られる和菓子がずらりと並んでいます。 1階の店舗奥と2階が喫茶になっていて、お抹茶と上生菓子、甘味や軽食などが頂けます。お昼時にはボリュームのあるランチを出しているため、ランチ時には男性客でいっぱいということも珍しくありません。 慶応3年(1867年)の『御菓子
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