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  • 「学生時代に知りたかった」と言われた記事をまとめてみた

    3月に入ったので、今年もまた新入生向けの記事をはじめよう。 最初は「学生のときに知りたかった」と言われた記事をまとめてみた。 1 大学はどういうところか? 文献学からはじまった → 研究する大学と専門分化した科学の起源 大学で学問研究をするという今では当たり前のことは、19世紀初頭ドイツに端を発する。 これは研究と教育とを結び付けて行う新しいタイプの大学(研究大学)によるものである。 研究大学は、ゼミナール方式を採用し成功させることで、研究と教育とを結び付けるという理念を実現した。 ゼミナールでは、参加者は知識を伝授されるのでなく、自分で研究を行いゼミナールで発表し、他の参加者から批判的吟味を受け、討論することが求められた。 このためゼミナールは研究者を育成するのに優れ、また批判的吟味の習慣から議論の厳密化や研究の実証性が追求される傾向が生まれた。 ゼミナールはまた、実験室を大学に持ち込む

    「学生時代に知りたかった」と言われた記事をまとめてみた
  • 子供のとき知りたかった技と考え方をもう一度まとめてみた@読書猿Classic

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    子供のとき知りたかった技と考え方をもう一度まとめてみた@読書猿Classic
  • 97冊から選りすぐり→外国語学習の成功者たちがやったことまとめ

    『私はこうして◯◯語をマスターした』というは腐るほど存在する。 しかし、言語学習の研究者によれば、北米では研究者が複数の学習成功者の体験を収集し分析することはあっても、個人の学習履歴を人が書籍にまとめることはほとんどない。 ヨーロッパではロンブー・カトーの記録などいくつか例はあるが、毎年複数冊が出版される日のような盛況には程遠いという。 大量の語学学習成功者は、他にはない貴重なデータ群であると言える。 竹内理(2003)は、この種の著作120冊のうち97冊を入手し、普通の語学学習者の参考となる体験を得られるよう下記の7つの条件を満たすものを選び出し、著作のみでは情報の不足する場合については他の出版物、経歴表、人への確認などで補完することで学習記録のデータを集め分析した。 最終的に分析対象となったのは69冊、のべ185名(うち16名は重複)となり、対象言語は英語(101名)を筆頭に

    97冊から選りすぐり→外国語学習の成功者たちがやったことまとめ
  • (保存版)新入生のためのスタディ・スキルまとめ

    もうすぐ新学期なので、新入生向けに、これまでの記事をまとめてみた。 べる 独学者に必要な生活技術は、自炊にはじまる。 自立した人間とは、つまるところ自分に必要なべ物を自分で用意できる人間のことである。 これが自己陶冶の前提であり、最初の一歩でもある。 難しい話はさて置いても、ろくなものをってないと、確実に体調はおかしくなる。風邪が何日も治らなくなる。出掛ける気力も失われて、心身の状態はスパイラルに悪化していく。 パフォーマンスが落ちてきた、集中力が落ちてきたという自覚があるなら-----集中力とは、ぶっちゃけ体力のことだ-----、薬剤やドリンク剤を口に放り込むよりも、まともにって寝た方が早い。効果も高い。 ・サラダからはじめよ/新入生のための一人飯ハック 読書猿Classic: between / beyond readers 当はこの記事はシリーズ化するはずだったのだが(せめ

    (保存版)新入生のためのスタディ・スキルまとめ
  • 驚くほど違う→あなたの文章を最適化するたった4つのルール

    文のレベルで、日語を明確化する工夫について取り上げた著作には、多勝一(1982)『日語の作文技術 (朝日文庫)』(朝日文庫)があるが、酒井聡樹(2007)『これからレポート・卒論を書く若者のために』(共立出版)が、さらなる改良に取り組んでいる。 この記事は、両著作についての私的メモの域を出ない。 なお『これからレポート・卒論を書く若者のために』は、井上真琴『図書館に訊け!』(ちくま新書)とともに、大学新入生のマストアイテム。入学する前に読んでおくと、まるでちがった4年間を過ごせるだろう。 以下では、まず日語の文がわかりにくくなる4大原因を示し、次に4大原因のそれぞれに対応した4つの最適化ルールを提示する。最後に、それぞれのルールについて適用例を挙げて、ルールの活用法を説明する。 文が分かりにくくなる4大原因 1.一つの文に多くの情報が詰め込まれている 2.情報を与える順番がおかしい

    驚くほど違う→あなたの文章を最適化するたった4つのルール
  • 自分の脳だけでは扱いが難しい量/複雑さの資料を取り扱う方法

    1.アタマを使わなければならない場面では、アタマだけで考えていては答えにたどり着かないことが多い 人のアタマのささやかなワーキングメモリは、あきれるほど小さい。 同時に取り扱うには多すぎる事態にすぐに陥る。 考えるためには補助用具(ワーキングメモリの補助)が必要だ。 といっても、紙とえんぴつがあれば足りる場面が結構多い。 2.なぜ考えているとはいえないか? 逆に手を動かさないならば、 自分では「悩んでいる」つもりでも、それではただ「困っている」に過ぎない。 考えるとは、頭に浮かぶ連想をただ追いかけることではない。 3.一般的な忠告としては「考えるかわりに手を動かせ」 一般的忠告としては、「行き詰ったら、手を動かせ」 しかし忠告というのは、一般的過ぎて、何をすべきかを知らせてくれるが、どのようにすべきかについての情報は含まれない。 忠告はそれだけでは、ほとんどの場合、役に立たない。 補完する

    自分の脳だけでは扱いが難しい量/複雑さの資料を取り扱う方法
  • 認知療法が教える、なぐさめにはならないが、何かの助けになるかもしれないリスト

    1.物事というのは外見通りに,ひどいことが多い。 2.何も助けにならないのに,どうして嘆くのか?何も助けにならないからこそ,我々は泣くのだ。 3.絶望的に感ずることに対して,何ができるだろうか?行きづまりの事柄に対して,何がおかしいのかしばらくの間はわからないものだ。 4.それに耐えることはできるものだ。 5.自分が十分に準備ができているものに対して,重要な試みを始めたことは私はいまだかつてない。 6.する価値のあること全てが,うまくやってのける価値のあるものとは限らない。 7.全てをうまくやってのける方法などない。失敗は避けられない。 8.もしも痛みに必要以上の関心を払うならば,楽しむ機会をいくらか失ってしまうだろう。 9.逃亡とは汚い言葉ではない。自分の目の前に起きることに常に直面できる者などひとりもいないのだ。 10.時には口実を言うのもよい。口実を言うことに伴う唯一の危険は,口実を

    認知療法が教える、なぐさめにはならないが、何かの助けになるかもしれないリスト
  • 変化についてのグレシャムの「法則」、あるいはセルフ・コントロールの神話について

    「悪貨は良貨を駆逐する」で知られるグレシャムの法則は、金位制の経済学の法則のひとつで、貨幣の額面価値と実質価値に乖離が生じた場合、人々は良貨(金の含有量の多い金貨)を手元に置いておき、日々の支払いには悪貨(金の含有量の少ない金貨)を用いる傾向が生じるため、より実質価値の高い貨幣が流通過程から引き上げられ(駆逐され)、より実質価値の低い貨幣が流通するというものである。 「悪いものが良いものを駆逐する」という緩やかな意味で理解すると、そう言いたくなる現象は世の中に多い。グレシャムの名前は、経済学のフィールドを離れて、一人歩きする。 たとえば組織や仕事について言われるものに「ルーチン・ワークは、ノン・ルーチン(あるいはクリエイティブ)・ワークを駆逐する」というのがある。 組織を変化させたり、状況に応じた/先んじた事業展開を行うためにより重要かつ必要な仕事は、ノン・ルーチン・ワークに属する(これ

    変化についてのグレシャムの「法則」、あるいはセルフ・コントロールの神話について
  • 楽しさを忘れかけた時に見るべき、318個からなる網羅的なレクリエ-ション・リスト

    来の使い方は、この表から、(A)「かつて行っていたこと」、(B)「今、できそうなこと」、(C)「将来やりたいと思うこと」をいくつか選び、(B)→(A)→(C)の順に、ひとつずつやりはじめることで快事象を増加させていくというもの。 *印がついたものは、対人的・社会的活動だが、とりあえず、あまり気にしない。 なお、リストには法に触れる活動があったので、この表からは除いてある(時と場所を選んだ方がいいものは入っている)。完全なリストは、下のを参照の事。 1  *田舎へ出かける 2  きちんとした服を着る,ドレスアップする 3  宗教・慈善団体などに寄付する 4  スポーツについて人と話し合う 5  *知らない同性の人と友だちになる 6  十分準備してからテストを受ける 7  ロックのコンサートに行く 8  野球・ソフトボールをする 9  *旅行・休暇の計画を立てる 10  自分の欲しいものを

    楽しさを忘れかけた時に見るべき、318個からなる網羅的なレクリエ-ション・リスト
  • 論理学は思考の「高地」トレーニング」である/ロジック・アズ・ブロックバスター

    論理学の良いところは、トレーニングの効果が絶大なところだ。 たとえれば、論理学は一種の「高地」トレーニングなので苦しいが、これによって思考の「心肺機能」がアップする。 思考が「息切れ」しにくくなる。そして「登坂力」が増す。 微細な違いに気付く力や、筋が混み入った話への感受性も高まる。 学術書の類や、日語とは思えない悪文を読むのに、きつい坂道を上るような苦しさを感じている人は、最もその効果を実感できるだろう。 しかし論理学を学ぶ人はあまり多くない。 独習は不可能ではない。 というより、自分で問題を解かないことにはどうにもならないので、習うにしろ、自分一人で取り組まなくてはならない時間が多い。 科学哲学者の内井惣七氏は、論理学の学習について、次のように言っている。 ・問題を山のように解かないと、論理学が身に付くはずがない。ぼーっと、を眺めてマスターできるのは、フォン・ノイマンみたいな悪魔だ

    論理学は思考の「高地」トレーニング」である/ロジック・アズ・ブロックバスター
  • 「頭の良くなる本を教えて下さい!」「ごめんなさい」

    「頭の良くなるを教えて下さい!」 「ごめんなさい」 「うわ、待って。頼み方が間違っていたなら謝ります」 「いや、やり方よりも野心の方向性がどうも。『大学で体系的に学問を学ぶ』といいと思いますよ」 「あんまりです。そんな鼻を木でくくったような返事」 「を選ぶのは、『処方』まではいかなくても、相手がいる作業だから、レディ・メイドって訳にはいかないんです。 誰にでも効果があるブックリストって、落語である『葛根湯医者』ですよ。 風邪を引いても、屋根から落ちても、嫁に逃げられても、病人に付き添って来ただけでも、もうみんなにとにかく葛根湯を勧める」 「じゃ、ひとつ、あっしにも、その葛根湯ってを」 「いや、無理からに落語に持ち込まなくてもいいです。 は自分で探した方がいいと思いますよ。 カスつかんでも、その時はそんなものを読んで時間をドブに捨てる経験をしとくせっかくの機会だし」 「そんなこと言わ

    「頭の良くなる本を教えて下さい!」「ごめんなさい」
  • 辞書をうまく使えない人は、わからない言葉だけを引いている 読書猿Classic: between / beyond readers

    これから、何回かに分けて辞書について書く。 当は、「辞書の読み方とその効用」について書こうと思ったのだが、その前に「それ以前のこと」に触れておいた方がよいような気がしたので、その辺りのことを。 辞書を「使えない人」の典型が、「知らない言葉・事項をしらべる」だけの人である。 知らないことについて、辞書の項目を読んでも、アタマの方には、その情報をひっかける「フック」ができていないし、「わからないことが分かった」という安心感から、アタマは「臨戦態勢」を解く。 つまり安心した時点で、情報をとりこみ定着させるには、とても向かないモードに移行してしまう。 知っている(と思いこんでる)言葉・事項について辞書を引くと、今言ったのと反対のことが起こる。 辞書から新しく得るものが何もなかったら、あなたの知識の深さと広がりを寿げばいい。 しかし多くの場合、辞書にはあなたが知っていること以上の情報が搭載されてい

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  • 辞書読:卓越した知力を身につけるサーキット・トレーニング

    辞書の情報密度は非常に高い。 ビギナーは、最初から全部らってしまうと、情報酔いの可能性もある。 もちろん覚悟を決めた読書家を止めることができるものなんて何もない。 勇気と気合いだけで、cover to cover、表紙から最期の最期まで読み貫くのも可だ。 以下は、そうした自信をがない人、あるいは自信をへし折られた人のために書く。 情報の過剰曝露を避けるために、最初は可能な限り「あっさり」読むことからはじめよう。 これ以上ないくらいのスキミングでかまわない。 また情報処理の負荷を下げるという点で、外国語辞書より、国語辞典を最初のターゲットにするとよい。 これには、外国語辞典に比して、圧倒的に多くの「既知の項目」に触れることができるというメリットもある。 既知の項目について辞書に当たるメリットは先日書いた。 辞書をうまく使えない人は、わからない言葉だけを引いている 読書猿Classic: b

    辞書読:卓越した知力を身につけるサーキット・トレーニング
  • 読書猿Classic: between / beyond readers

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

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  • ひとりで学ぶ人が知っておくべき8つの数字

    独学は、自分の《脚》で進むものだから、その行程をプランニングするのにあてにできる《時刻表》はない。 行き先を示す《地図》と自分の《脚力》を照らし合わせて、そのおおよそを推し量るしかない。 言い換えれば、どれだけの時間をかければ何ができるのか、自分の《知的脚力》を知らない人のプランが計画通り進むハズがない。 けれど大抵の場合、計画倒れの原因は、自分についての無知ではなく、意志の弱さなどに求められるのだ。不幸な話である。 自分で学ぶこと、すなわち自律学習ができるためには、自分で目標を具体化し、モチベーションを保ち育て、行動と成果を観察して、自分で間違いに気づきそれを修正して、必要ならやり方を選び直し、遅れ等のズレについても対策を講じなくてはならない。 目の前の事に打ち込みつつ、冷静な目でそれを捉えなくてはならない。 たとえば、どれほど優れた方法であっても、それを採用し自分のものにするためには、

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  • 1冊を1枚にする技術

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

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  • 夢は「巨人の肩の上」で見ろ

    夢は詳細に描いた方が実現しやすいらしい。 理由はいくつか考えられる。 詳細に描くためには、実現したいものに関する情報が必要なこと。 その情報は、実現に向けての現実的なプランニングにも役立つ可能性が高いこと。 というのも、その情報は、実現に向けての複数のルートを考え出すのに役立つ可能性が高い。 さらに、その情報は、非現実的なルートを捨て、現実的なルートを選択するにも役立つ可能性が高い。 上記に加えて、夢を詳細に描くために必要な情報とともに、それを得る情報収集のプロセス自体が、人を目標実現に強く動機付ける効果を持っていること。 他にもあるだろうが、これくらい並べば、何をすればいいかは明らかだ。 詳細な夢が実現する可能性が高いなら、実現したい夢の詳細化を図ればいい。 つまりこういうことだ。 具体性のない/低い夢や目標の、実現可能性を高めるためには、必要な情報収集をおこなって、具体化/詳細化を図る

    夢は「巨人の肩の上」で見ろ
  • 引っ込み思案で対人スキルが身に付けられない人が先に進むためのただ一つの方法 読書猿Classic: between / beyond readers

    (あなたの地位と人脈は《スモールトーク》が決めている/ダンバー『ことばの起源』応用篇のサプリメントとして) どんな対人スキルもそうだが、理屈が完璧に分かっても、やり方を一人で100回繰り返しても、人に対して実際に使ってみないことには、結局ものにならない。 この段階で「引き返し」を続けるなら、情報をいくらクリップしつづけても、アイデアを何度と無く並べ替えても、あなたのライフ・ハックと人生は、デスク周りの領域に終始することになるだろう。 A:引っ込み思案や対人恐怖や社会不安は、対人スキルを使う機会を、そして身に付ける機会を奪う。 B:それどころか対人スキルを使う場面を回避することことが、さらに引っ込み思案や対人恐怖や社会不安を増悪させる。 AとBは、察しがつくように、悪循環を構成する。小さな不安から始まった回避は、やがて多くの生活時間を回避のために奪い、不安を手が付けられないほどに大きくするか

    引っ込み思案で対人スキルが身に付けられない人が先に進むためのただ一つの方法 読書猿Classic: between / beyond readers
  • 挫折を糧(かて)に成功へ導くメソッド:タイムマシンと3つの箱

    物事は、計画通り/予定通りに進むとは限らない。 計画を見直したり、助力が得られたりして、なんとか乗り越えることができることもある。 だが、最終的に、計画自体を中断しなければならなかったり、放棄してしまったことがある人は大勢いるだろう。 挫折を糧にするのは、難しい。 それどころか、挫折を直視すること自体、難しい。 思い出したくない出来事の記憶や感情が、結びついているからだ。 しかし悪感情からの回避は、悪感情をますます憎悪させる。 (参考)不安・恐怖の呪縛から人生を取り戻す方法/杖はあなたの代わりに歩いてはくれない 読書猿Classic: between / beyond readers 引っ込み思案で対人スキルが身に付けられない人が先に進むためのただ一つの方法 読書猿Classic: between / beyond readers 挫折を糧に養分にして成功を導く切り替えの方法は、次のとおり

    挫折を糧(かて)に成功へ導くメソッド:タイムマシンと3つの箱
  • 願望を実現する一枚のポスター

    1.願望を「目標」として、簡潔に(一つの文で)書く。 「私は~~する」「私は~までに~になる」 2.「目標」達成後には、あなたの生活がどう変化しているかを簡単に(3つ程度の文で)書く。 「~した後、私の生活は~~の面で、以前より~~になっている」×3 3.「目標」達成後には、あなた自身の行動はどう変化しているかを書く。 「~した後、私の行動のうち~~が、以前より増えている」 「~した後、私の行動のうち~~が、以前より減っている」 「~した後、私は、新しく~~という行動をするようになっている」 4.「目標」達成後には、あなた自身は、どういう場面にいるようになっているか想像して書く。 「~した後、私は~~な場面によく遭遇するようになっている」 「~した後、私は~~な場面をよく体験するようになっている」 「~した後、私は~~な場面を自らつくりだすようになっている」 5.目標達成に役に立ちそうな行

    願望を実現する一枚のポスター