先の参院選で落選した千葉法相は、参院議員としての任期満了(25日)に伴い、26日から、民間人閣僚の立場で法務行政を担当する。 自民党など野党は「国民の審判を軽んじている」と続投を批判しており、30日召集の臨時国会で菅首相や千葉氏を追及する構えだ。 千葉氏は23日の閣議後の記者会見で「基本的な法務行政に対する立場に変わりはない」と述べ、国会議員の身分を失っても、これまでと同様に政策を遂行していく考えを強調した。 一方、千葉氏はすでに政界引退を表明しており、自らの後援会のホームページを閉鎖するなど、政治活動を縮小している。