大阪市議生野区補選の当選者と握手する大阪維新の会代表の橋下知事。この後、「みんなの党」をもちあげる発言が増えた =11日夜(飯田英男撮影) 参院選での自身のスタンスについて「国政にはできる限り関与しない。一線を画す」と述べていた橋下徹知事だが、選挙後は一変して「みんなの党」に近づく発言を繰り返している。 参院選投開票の翌日にあたる12日朝には、「みんなの党の渡辺喜美代表は僕がこうあるべきだと思っていることを進めている。渡辺代表の考えは1から100まで賛成」と持ち上げた。 また、20日にも自身が代表を務める地域政党「大阪維新の会」が、来春の統一地方選でみんなの党と相互連携することにも前向きな姿勢を示した。 参院選の選挙期間中には、大阪選挙区の候補者について知事が感想を問われる場面も何度かあったが、みんなの党が擁立した候補者についてのコメントはほとんどなかった。一転してみんなの党に秋波を送るよ