73歳権藤コーチが70歳高木監督に説教…中日 微妙な距離をおいて練習を見つめた、高木監督(左)と権藤投手コーチ 中日・権藤博投手コーチ(73)は2日、3タテを食らった6月29日からの巨人戦(東京D)の先発ローテを巡って高木守道監督(70)に物申した。3連敗で首位陥落した1日の試合後、エースの吉見をぶつけなかった権藤コーチに不満をあらわにした指揮官に対し、「野球は動けば負け。巨人がライバルだと言っても(トータルの)勝ち星で戦っている」と持論を展開した。 人目につかない神宮室内裏手のブルペン付近に2人が消えた。密談の中身は明かさなかった権藤コーチだが、3連戦で役目を果たせなかった中田賢、小笠原、山内をけなした高木監督に対し、「かばってくれるはずの味方に怒られるほど、つらいことはない。何十年もコーチをやってて、怒って選手が良くなった試しはない」と諭した。 微妙な距離をおいて練習を見つめた、高木監