仕事をゲットするのに必要なのは本人の経験や実力だけではない。どうやら英国では性的指向や出自も重要なファクターになっているらしい。BBCとのフリーランス契約を希望する人は、アナウンサーからメイクさんまで全員が、「あなたはゲイですか?」、「子供の頃、給食代が無料でしたか(『ご両親は生活保護受給者でしたか?』のインダイレクトな表現)」といった質問が並ぶフォームに記入せねばならないという。 英紙デイリー・メイルによれば、問題のフォームは性的指向(ゲイ、レズビアン、バイセクシュアル、ストレートから選択)、宗教(クリスチャン、ユダヤ教、ヒンズー教、イスラム教、シーク教、仏教、無宗教、その他、から選択)、「あなたの親は大卒ですか?」などの質問で埋め尽くされており、これを見ただけでBBCに嫌気がさすフリーランサーもいるという。 BBC幹部はこのフォームを作成した理由につき、組織の多様性を促す目標を達成する
格差の問題は「不平等」とか「イモラル」とかいう人道的な側面から議論されがちだ。が、貧富の差があまりにも広がり過ぎると、シビアに国家に損失をもたらすそうで、極端な格差社会であるために英国が払っている年間コストは390億ポンド(約6兆6000億円。英国の年間防衛費とほぼ同額らしい)になると英紙ガーディアンが伝えている。 この数字は、英国のシンクタンクEquality Trustが発表したもので、極端な格差社会であることで英国が被っている損失には、健康寿命の短縮化、メンタルヘルスの悪化、犯罪率の上昇などがあり、上記はそれらの損失を金銭に換算したものだという。 英国では、トップのスーパーリッチ層100人の資産の総計が、最下層1800万人(英国の人口の30%にあたる)の資産の総計と同じ金額になるそうだ。 ここまでエクストリームに上層と下層の貧富の差が広がると、それが一国の経済成長を滞らせる要因にもな
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