米国の大手IT企業の3巨頭といえる、Apple、Google、Microsoftの「売上げ」と「研究開発費」に注目してグラフを作ってみて、Appleの研究開発費の比率が下がっていることに気がつきました。 Appleの研究開発費は4年で3.1倍の急ペースで増加しています。しかし、売上げが4年で4.4倍とさらに大きな増加を見せているので、売上げに占める比率は3.2%から2.2%へと下がっているのです。 また2010年、Appleは売上げでMicrosoftを追い越しています。ハードウエアを本業とするAppleとソフトウエアを本業とするMicrosoftを売上げで比較するのも本来はおかしな話なのですが、最近のAppleの驚異的な好業績を示すエピソードとはいえると思います。 Apple、Google、Microsoftの売上げ推移 (金額の単位は100万ドル) 研究開発費を見ると、いずれも高水準で