Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...
今日、オブジェクト指向について1時間ほど語りました。整理するため自分用に書いたメモを公開します。大まかな構成はメモどおりに話しましたが、メモに書いていないこともたくさん話していますし、書いていても話さなかったこともあります。 前提として自分自身のオブジェクト指向へのスタンスを書いておきます。 自分のプログラマとしてのキャリアとオブジェクト指向の隆盛の重なりを考えると客観的に見て自分はオブジェクト指向世代のプログラマなんだと思います。一方で、世間で過剰にもてはやされる技術には反発してきました。オブジェクト指向も例外ではありません。オブジェクト指向を否定はしませんが、金科玉条のように扱う人の前では、オブジェクト指向なんて技法のひとつに過ぎないと、冷たく突き放してきました。 ただここ数年、かつてに比べてオブジェクト指向の威光は下がっている気がします。関数型プログラミング支持者から、オブジェクト指
何が良いプログラムかという点はもちろん人やコンテキストによって異なりますが、少なくともプログラマーとしての私の信念としては、 機能拡張や変更が容易なプログラム 単体試験によって正しく動作することの検証が容易なプログラム どういった内容が記述されているか理解しやすいプログラム といったものこそ、「品質の高い」プログラムが持つべき性質として、まず真っ先に挙げるべき事項であると考えています。もちろん、前提として顧客の要件に従うということは大切なことです。しかし、一般に要件は長期にわたって変更されるものですし、使い捨てのプログラムを除けば、プログラムを長期にわたって保守するコストという点も見過ごすべきではありません。したがって、ユーザーの目には触れない上記の性質をもっと重視すべきだと思うのです。 DRYの原理 上記のような性質を満たすプログラムを作る上で大切になってくる原理として、DRYの原理とい
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