動画サイトが流行し、音楽PVやアニメなどが気軽に見られるようになった。その流行は見る側だけでなく、作る側でも盛り上がりを見せている。その恩恵を受けているジャンルの1つに、自主制作(インディペンデント)アニメがある。 見る側が多ければ、作る側も盛り上がる。今では多くのアニメ制作者たちがしのぎを削り、動画サイトに投稿している。 その中で一線を画しているのが「するめいか」だ。この作品が面白いのは、原作として連載している漫画があること。そこまでなら普通だが、作者であるルーツ氏自身がアニメの制作をしているのだ。漫画家が連載をしながらアニメをつくるなんて聞いたことがない。 するめいかの内容は「おしゃべり」がほとんど。東京の下町・亀戸を舞台に、女子高生が漫才のようにしゃべくるという内容だ。ネタが面白いのはもちろん、毎回のようにアイキャッチが凝っていたり、オープニング映像が微妙に変化していたりと、遊び心が
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