萌の仮面をかぶった哲学系アニメ 山田玲司氏(以下、山田):まあ、ひとことでざっくり言います。2つあって、この作品を俺はどう思うのかっていうのと、なんでウケたのかっていうのの2つ。 久世孝臣氏(以下、久世):良いですね。 山田:やっぱりこれはあれですよ、萌の仮面をかぶった哲学系アニメでしょ。これは哲学系アニメだと思うんですよ。 山田:そしてこれを支えてるのは、下に書いてるんですけど、「圧倒的な疲れ」です! 日本人の。 (会場笑) 山田:もうね、俺はね、批判したらいかんわこれは。 久世:そうですよね。 山田:俺みたいなバブル世代がなに言っても、ふざけんなって感じだよ。今の若い人がどんだけ疲れてるか? って話だよね。それを、仕事終わって、もしくは学校終わって、「はー疲れた」ってときに「うははー!」「たーのしー!」みたいな。「あー、助かった」みたいな。 久世:そう、めっちゃ元気になるんですよ。 山