女性器の3Dデータを配布したとして、わいせつ電磁的記録頒布の疑いで警視庁に逮捕されていた芸術家のろくでなし子(本名・五十嵐恵=42)氏が18日、勾留に対する準抗告が認められ、東京湾岸署から釈放された。釈放直後、都内で記者会見し「逮捕は不当」と訴え、詰め掛けた外国メディアからは逮捕劇への疑問の声も上がった。 検察側はろくでなし子氏の勾留を請求し、15日に東京地裁が勾留決定を下したが、弁護側はこれに17日、準抗告で不服を申し立て、裁判所に認められた。 今後も警察、検察の捜査は継続するとみられ、起訴される可能性も残っているが、18日に都内で記者会見に臨んだろくでなし子氏は「釈放されてとてもうれしいです」と笑みを浮かべた。 突然逮捕されたことについては「今回の逮捕はとても不当で理不尽な逮捕だと思っていて、納得がいきません。私は自分のしてきた活動や作品が犯罪に当たるとは思いません」と話し、続けて「私
自身の女性器を3Dプリンタで出力するためのデータを配布した「わいせつ電磁的記録媒体頒布罪」の容疑で、アーティストのろくでなし子さんが再逮捕されました。彼女は7月にも、やはり同容疑で逮捕をされています。今回はそれを販売目的で「陳列」したとして、北原みのりさんも逮捕されました。 「あなたは大丈夫? 『セックスレス大国』日本」の回で論じたように、性にまつわる問題は、オープンな議論を避けようとすればするほど、その忌避のゆえに問題が隠蔽され、そして深刻化します。 男性のみが「わいせつ」を議論する性の主体であった時代とは異なり、女性が自らの性を問うことになった現代日本社会において、「わいせつ」とは何なのか、あらためて考えてみましょう。 3つの異なる視角から考える 今回の女性アーティスト逮捕の問題は、3つの異なる視角から考えることができます。ひとつ目は表現の自由と公序良俗の問題、2つ目は性器を隠すことと
「単にモザイクがかかっていないだけで、『わいせつ物』と認定されるのはおかしい。刑法175条1項は『表現の自由』を侵害して、違憲だ」。自分で撮影した無修正のアダルト動画をFC2コンテンツマーケットで販売したとして、罪に問われている男性が、こんな前代未聞の主張を展開して、刑事裁判の控訴審を戦おうとしている。 男性は、弁護士ドットコムニュースの取材に「『わいせつ』の基準は、時代に合わせて変えるべきだと思います。しかし、チャタレイ事件や四畳半襖の下張り事件の時代から同じままです。勝つのは難しいと思いますが、最高裁まで戦って、なんとか爪痕を残したいと考えています」と語る。 ●海外の業者を通じて「無修正」を売るようになった 刑法175条1項で定められた「わいせつ電磁的記録送信頒布の罪」に問われているのは、都内在住の会社役員、大島さん(仮名)だ。 男性が男性器を露出して、女性がその性器を口に含む「口腔性
支援者ならびに関係者の皆様 本日、わたしの女性器アート事件の最高裁の判決がおりました。結果は、わたしの上告棄却という、残念なものとなりました。控訴審の東京高等裁判所にて、作品展示に関しては無罪判決が確定していたものの、残りの罪状についても、当然、無罪であると信じておりましたので、納得がいきません。 わたしは、「女性器はなぜ、卑猥なものとされ、タブーとされるのか?」と疑問を持ち、そんな女性器のイメージを覆すべく、かわいく、面白く、笑えるような作品作りをして参りました。そして、裁判では「わたしの体の一部である女性器は、当然にわいせつであると判定されるべきではない」と主張し、わたしの体をモチーフにした物をわたし自身が表現する自由を奪う警察や司法に対し、異議を申し立てて来ました。しかし、最高裁は、結局「女性器だからわいせつ」という、従来の古臭い価値基準から全く抜け出せなかった様です。 わたしは、単
京都府警サイバー犯罪対策課と右京署は18日、人工知能(AI)技術を悪用してアダルト動画(AV)のモザイクを除去したように改変したとして、著作権法違反とわいせつ電磁的記録媒体陳列の疑いで、兵庫県高砂市、自称画像クリエーターの男(43)を逮捕した。容疑を認めており、「金銭目的だった」と供述しているという。 府警によると、容疑者はAI技術「テコガン」を使う市販ソフトで動画を改変していた。同様の行為は「モザイク破壊」「モザイク除去」と呼ばれて、インターネット上で横行している。 府警の説明では、容疑者は自身のサイトで「モザイクを無くし、クリアな動画を楽しみましょう」と宣伝。客から指定されたAVを無修正に見えるように加工していた。昨年12月から今年8月の間、サイト会員約200人や動画販売サイトの利用者に、改変した動画約1万2千点を売り、約1100万円を得ていたという。 逮捕容疑は1月9日、モザイク部分
あ、ろくでなし子事件で、女性器アートがわいせつで摘発された際に(ろくでなし子は無罪確定)、警察で速攻でごめんなさいして有罪を認めて、ろくでなし子を売った北原みのりさんが、偉そうに何か言ってる。 https://t.co/xTMFbs2HG9— 山口貴士 aka無駄に感じが悪いヤマベン (@otakulawyer) October 4, 2019 ろくでなし子氏が起訴され、それを山口貴士弁護士が弁護して、無罪を勝ち取った……という一件は知っていたし、そこに北原みのり氏が関わっていたのも知っていたが「売った」と担当弁護士が表現するようなあれこれがあったとまでは詳しく知っていなかったのでちょっと驚きました。 過去ツイートや資料などにさかのぼって… (擁護はありがたかったのですが、擁護するのに他の物事けなす手法はあまり良くないと当時は思いました) そしてその後、わたしが規制反対派の山口貴士弁護士を
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