ISBN: 9784000258647 発売⽇: 2012/10/01 サイズ: 20cm/258,82p シビリアンの戦争 デモクラシーが攻撃的になるとき [著]三浦瑠麗 本書は、ぼくたちが慣れ親しんでいる軍や戦争に関する基本的な考え方に大きな疑問をつきつける。従来の発想では、軍人は戦争大好きだとされる。だから平和を愛する文民が彼らの活動を常に監視し、抑えなくてはならない。これが文民統制(シビリアンコントロール)の発想だ。 でも近年の多くの戦争の実態はちがう、と著者は指摘する。軍人たちは、戦闘で真っ先に死傷する立場だ。だから勝算のない無意味な戦争にはきわめて慎重だ。むしろ文民たちのほうが、独裁政権打倒とか対テロとか、その時の勝手な思い込みと勢いで、軍人たちを(民主主義のおかげで!)戦争に引きずり込んでいる、と。文民統制というのは本当に有効なのか? 恐ろしいことながら、これが正鵠(せいこく
自治体運営の最上位計画である「総合計画」。群馬県は次期総合計画の内容を著名人らによる懇談会で検討すると発表。昨今の主流である住民参加型の手法は採らないという。さらに前橋市は現計画の内部評価の8割以上が高評価で、現状との乖離(かいり)もあった。地方自治の二大原則の一つ「住民自治」の観点から、今後、総合計画のあり方が問われそうだ。 山本一太知事は8日の定例記者会見で、次期総合計画の内容を検討する有識者懇談会のメンバーを発表。山本氏と個人的に親しい著名人が目立ち、半数以上を群馬との結びつきが薄い人物が占めた。近年、自治体の総合計画策定は無作為抽出で選ばれた住民も加わる住民参加型が広がりつつあるが、県は県議会や県内各種団体と議論することで「県民の声」を集約するとしている。
『永遠のファシズム』(岩波書店) 2016年に世を去ったイタリアの作家ウンベルト・エーコは、1980年に発表した『薔薇の名前』で世界的にその名を知られた。同時に記号学者としても活躍し、優れた評論家、哲学者でもあった。欧州を代表する知性であり、生み出した膨大な作品群の全貌を正直、僕はとても網羅できていないが、97年に発表した評論集(邦訳は『永遠のファシズム』として岩波書店から刊行)には学ぶところが多く、いまも時おり読みかえす。 その中の1編でエーコは、主に移民や民族問題について論じつつ、こんな一文をかいている。 『自分と違うひと、見知らぬひとへの不寛容は、欲しいものをなんでも手に入れたいという本能と同様、子どもにとっては自然なことだ。(略)不幸なことに、寛容は、おとなになってからも、永遠に教育の問題でありつづける』(和田忠彦訳、以下同) 要するに異民族への差別といった「不寛容」は、人間に本来
この件。 「北朝鮮「スリーパー・セル」を恐れる必要はない(2/20(火) 17:32配信、 ニューズウィーク日本版)」 まあ、まともな内容です。 「かつてイギリスの情報機関トップが、当時CIA諜報員だった私に、自分たちの最大の武器は「神話だ」と言って笑ったことがある」などのくだりは面白いですよね。 記事を書いているグレン・カール氏の「元CIA諜報員」という肩書きが説得力を持たせていますが、そこまでの肩書きが無くとも三浦瑠麗氏の“スリーパー・セル”発言が信憑性のないデタラメであることはわかります。 日本の国際政治学者・三浦瑠麗が、もし北朝鮮との戦争が始まり、最高指導者の金正恩が「殺されたのが分かったら、一切外部との連絡を絶って、都市で動き始めるスリーパー・セルというテロリスト分子がいる。ソウルでも、東京でも。もちろん大阪でも」と、テレビでコメントしたという。 https://headline
今回は、さる国際政治学者がテレビ番組の中で発信したコメントの余波について書こうと思っている。 番組内での発言そのものについては、この数日、様々な場所でさんざんに議論されてもいるので、簡単な紹介にとどめるつもりでいる。 以下、番組を見ていない人のために、国際政治学者の三浦瑠麗氏が、「ワイドナショー」(毎週日曜日午前10時よりフジテレビ系列より放送)の中で「スリーパーセル」について語った部分の書き起こしを引用する。 三浦:もし、アメリカが北朝鮮に核を使ったら、アメリカは大丈夫でもわれわれは反撃されそうじゃないですか。実際に戦争が始まったら、テロリストが仮に金正恩さんが殺されても、スリーパーセルと言われて、もう指導者が死んだっていうのがわかったら、もう一切外部との連絡を断って都市で動き始める、スリーパーセルっていうのが活動すると言われているんですよ。 ※ここで『スリーパーセル 一般市民を装って潜
首相動静(5月22日) 午前8時現在、東京・富ケ谷の私邸。朝の来客なし。 午前9時5分、私邸発。同24分、官邸着。 午前9時25分から同43分まで、 石原伸晃 経済再生担当相、片上慶一環太平洋連携協定(TPP)政府対策本部首席交渉官、渋谷和久内閣審議官。同53分から同10時まで、兼原信克官房副長官補、北村滋内閣情報官、金杉憲治外務省アジア大洋州局長。同6分から同26分まで、伊勢志摩サミット記念館向けのビデオメッセージ収録。 午前10時54分から同11時15分まで、大阪万博誘致に向けたビデオメッセージ収録。同17分から同19分まで、 山本幸三 地方創生担当相。同20分から同41分まで、国家戦略特区諮問会議。同42分から同55分まで、ロータリー国際大会向けのビデオメッセージ収録。同56分から午後0時2分まで、「水郷潮来あやめ娘」の宮本路子さんらの表敬。 額賀福志郎 元財務相、原浩道茨城県
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く