かわいいキャラクターで注目されている太田じろうの原画展『こんにちは こりすのぽっこちゃん 太田じろうの世界展』が、マンガの聖地・新潟で開催される。これまでの原画展は東京(秋葉原と江東区森下文化センター)で行われ、今回は初の地方進出となる。 太田じろうは第二次大戦終戦後の昭和20年代半ば頃から少年誌や児童誌などで活躍したまんが家。1923年1月2日生、1982年3月29日没。しっかりとした画力と美しい色彩がとても魅力的で、現在ふたたび高い評価を受けている。 特に雑誌『こばと幼稚園』(集英社)で連載された『こりすのぽっこちゃん』は、擬人化された動物の愛くるしいキャラクターたちが爆発的な人気を博し、テレビでは人形劇も放送され、関連商品も多く発売された。 他にも『少年』(光文社)で『がんばれガン太』、『婦人生活』(婦人生活社)で『こぶたのぶうちゃん』などを発表。また晩年は、学研「まんが人物日本史」