予備役10万人死傷いとわず 反攻までの「時間稼ぎ」―ロシア 2022年11月27日13時32分 ロシア軍の訓練施設を視察するプーチン大統領(中央)=10月20日、中部リャザニ州(AFP時事) ロシアのプーチン政権が、ウクライナでの戦闘長期化を視野に、兵士の犠牲をいとわず態勢の立て直しを進めているとの見方が浮上している。独立系メディアは、劣勢のロシア軍が春の反攻に向けた「時間稼ぎ」のため、この冬に予備役30万人の多くを危険な前線近くに投入する見通しだと報道。うち3分の1の「約10万人」が来年夏までに戦死傷者として失われることも、政権は覚悟しているという。 若者らの殉国正当化 兵士母に「死は運命」―プーチン氏 ウクライナ侵攻開始後、戦死傷者などロシア軍の人的損害は「10万人超」(米軍)と推計されている。報道は、これが2倍になるというプーチン政権の見込みを示すものだ。戦闘が長期化すれば、民間人を
中国・上海、「習近平退陣」連呼も 各地でゼロコロナ抗議 2022年11月27日20時42分 27日、中国・上海市中心部で通りを封鎖する警官隊 【上海時事】中国各地で新型コロナウイルス感染拡大を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策の下で行われている厳格な防疫態勢への反発が広がる中、最大の経済都市・上海市でも26日夜から27日にかけて抗議行動が発生し、インターネット交流サイト(SNS)上では警察と衝突する映像が拡散した。集まった大勢の市民らは「共産党退陣、習近平(国家主席)退陣」と連呼し、ゼロコロナへの不満を表明。強権体制の中国で、最高指導者を街頭で直接批判するという異例の事態となっている。 「封鎖解除を」新疆で大規模デモ コロナ規制に各地で不満―中国 長期のロックダウン(都市封鎖)下にある新疆ウイグル自治区ウルムチ市で24日に発生した火災では、10人が死亡。封鎖のために消火活動が遅れたとされ
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