文芸別冊特集「望月ミネタロウ」表紙 2023年11月。 大友克洋、望月ミネタロウ対談扉。右頁は望月『ズベルバー』(2010年)の最後の頁。 文芸別冊「望月ミネタロウ」特集に掲載されたいしかわじゅん「ニューウェーブの後の人」は、時期的には遅れて登場した望月を、いわゆる「ニューウェーブ」の流れの影響下に出て来た作家ととらえ、〈ニューウェーブを経てきているなという感触があった。〉という。〈それまで男性向け漫画誌は、少年誌ともっとずっと上の年齢層を狙った成年誌と、その2種類しかほぼ存在していなかった〉が、〈若い読者たちはとっくに漫画の可能性に気づいていて、少年誌でもビッグコミックでもない新しい漫画を求めていた。〉とある。これは同世代の元「マンガ青年」だった私も共感するし、いしかわ世代の素直な記憶だろう。 望月は一般に「ニューウェーブ」にくくられる作家ではない。が、彼の作品には、たしかに「ニューウェ
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科学データが見せる10世紀に社会が 大きく変化したわけ ヒトと自然、これまでとこれから(笹生衛 教授 前編) 神道文化学部全ての方向け Tweet 旱魃(かんばつ)、大雨、洪水。そして都市部への人口集中による感染症の大流行。古代の人々の姿と、現代に生きる私たちの姿はほとんど変わらないことが、古代の遺跡調査と文献史料、そして最先端の科学データを突き合わせたときに見えてくるという。 笹生衛・神道文化学部教授(國學院大學博物館館長)への前後編インタビューで伝わってくるのは、古代の話でありながらどこまでもクリアで、そしてリアルな歴史の肌触りだ。 10世紀に、何かが起きたのではないか――。これは私が20代の頃、古代の集落の発掘調査現場に身を置くようになって抱きはじめた疑問でした。古墳時代からの伝統的な集落のかたちが8・9世紀までは残っていたのに、9世紀の末期から10世紀にかけて、その集落が消滅・分散
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