2005年10月初旬、「特訓の中2熱中死」「投げ込み1時間、20mダッシュ100本、30mダッシュ100本、坂道ダッシュ200本」「野球大会敗戦のペナルティ」という活字が新聞記事に大きく踊っていました。京田辺市にある少年野球チームに所属する中学2年の男子生徒O君が試合後の敗戦の罰として猛特訓の最中に熱中症で倒れ、救急車で病院に搬送されましたが、翌日死亡するという内容でした。未だにこんな練習が行われているのかと驚きましたが、10月に入ったばかりでも熱中症になるのかという疑問も感じました。 ところが、10月下旬ある人の紹介でO君のご両親から相談を受けることになりました。ご両親は、O君の野球の才能に期待し、将来はプロ野球選手をめざすことも夢見ていたのですが、どうしてこんなことになってしまったのか、チームの責任者であるK総監督からは何ら説明もなく、納得できないので、事実を解明して、責任の所在を明ら