まだまだ十分に知られていないのが現状ですが、京都国際マンガミュージアムには,江戸時代の戯画浮世絵や明治・大正期の諷刺漫画雑誌など、今では手に入れることが難しい数千点のマンガ資料が保管されています。 これらを、今私たちが読んでいる「マンガ」につながる貴重な歴史資料だと信じ、数十年をかけて、ひとりでコツコツ集めてこられたのが、マンガ史・諷刺画研究家の清水勲さんです。 その清水さんが、3月2日、81歳で永眠されました。 清水さんは、2006年のオープン以前から、マンガミュージアムに深く関わってこられました。アーカイブ施設としての価値を高めるため、貴重なマンガ資料を譲っていただいただけでなく、研究顧問という立場から、長年にわたり、研究機関としてのマンガミュージアムを支えてくださいました。 本イベントは、その清水氏が遺した膨大なコレクションと、そこから構築されていった「清水マンガ史観」を、どのように
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