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ブックマーク / ohnosakiko.hatenablog.com (5)

  • ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2

    ※追記あります。 拙書を読んで下さった人から面白いメールをもらった。「ところでラッセンって何だったの?」という話(の内容とは直接関係ない)。 ‥‥ラッセンか。そう言えばいたなそんな人が。 ハワイの海やイルカの絵を描いているあのラッセンです。御存知ないですか。別に知らなくてもいいのですが。日向けのホームページに絵の画像がたくさんある。「あー、あのサーフィンショップとかに飾ってありそうなイラストか」と思い当たる人はいるだろう。もっともイラストじゃなくてアート、絵画として売られている。 こちらを見ると、絵以外のところでかなり評判が悪い。エコロジストのサーファー画家ということで売っているラッセンだが、ほとんど不良外人の扱いだ。 しかし、なぜラッセンの絵がそんなに人気があるのか。 日人ってそんなに海とイルカが好きだったのですか。 以下、その方の承諾を得てメールから抜粋(ちょっと長いです)。途中

    ラッセンとは何の恥部だったのか - Ohnoblog 2
  • 「ジェンダー入門」とネトウヨ君 - Ohnoblog 2

    また何年か前の話だが、「ジェンダー入門」の授業の単位認定レポートに、こちらの指定した課題(自分で映画を選び分析する)を無視して、攻撃と怒りと恫喝を延々と書き連ねてきた男子学生がいた。 内容を超要約すると、「フェミニズム及びジェンダー論は、フェミナチが日を共産主義化して乗っ取るためにでっち上げた陰謀である。男女の役割はすべて生物学的に決定されているのに、フェミナチは性差そのものをなくそうとしている。こうした危険思想の下に講義をしている大野は、憲法が保証する思想・信条の自由を侵犯しているので、告訴することも可能である」。 いや、あの思わず笑った人はいるかもしれないけど、当にこういう内容だったのです。だいぶん前からあちこちで見られるネトウヨ的言説を、適当にコラージュしたみたいな。botが書いたかと思ったが手書きだ。 ちなみに冒頭には「皇紀○○○○年」とあった。この牧歌的な学校にもこういう学生

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  • 人はなぜ女の子の絵を描くのか・・・『絵を描く人々』更新 - Ohnoblog 2

    絵を描く人々 第12回 日・お絵描き・女の子 - WEBスナイパー(18禁サイト) マンガ・アニメやイラストから現代絵画に至るまで、今ほど女の子の絵が盛んに描かれ、見られている時代はないのではないか‥‥‥この十年近くずっと抱いているそんな印象から書き起こしています。 一口に「女の子」や「少女」と言っても、描く人、選ぶジャンルやスタイルによって、その動機や思い入れは違うことと思います。 しかし百年くらいの大きな流れの中で見た場合、「少女」のイメージや「女の子」的な要素は、日のビジュアル表現シーンに繰り返し現れています。 性別を問わず多くの人が「女の子」あるいは「少女」の表象を愛し、そこに夢を見ているのはなぜなのか–––– 今回のイラストは、私の7歳(1966年頃)の時のものを模写してみました。 絵はこんなの↓です。自分では覚えていませんが、高橋真琴のイラストディズニーの動物を組み

    人はなぜ女の子の絵を描くのか・・・『絵を描く人々』更新 - Ohnoblog 2
  • あんかけスパと河村名古屋市長 - ohnosakiko’s blog

    名古屋に、あんかけスパというものがある。茹でた極太のスパゲッティを更に油で炒め、そこに炒めたウィンナーやピーマン、タマネギなどの入った中華飯のタレみたいなものをかけたやつが一般的。味はややピリカラ。 名古屋人なら一度はべたことがあるという、このあんかけスパ。名古屋の味として有名な、ファンも多いというあんかけスパ。私は大嫌い。生粋の名古屋人だけど。 あんかけスパは60年代から名古屋にあったらしいが、幸か不幸か20代(80年代)になるまで、その実体を知らなかった。ある時喫茶店に入り、お腹がとても空いていたのであまり考えずに頼んだら、ソレが出てきた。 一目見て、ギョッとした(ギョッとしたい方はWikipediaで写真をご覧下さい)。だいたい麺が太すぎる。ドロッとしたソースが不気味。でもせっかく頼んだので、とりあえず口に運んだ。 ‥‥‥これ、スパゲッティじゃない! 不味くてえん、とまでは言わな

    あんかけスパと河村名古屋市長 - ohnosakiko’s blog
    akakiTysqe
    akakiTysqe 2019/08/06
    あんかけスパに失礼だ、ネオナチ河村たかしは!
  • 近代文学が終わった後の『文豪とアルケミスト』 - ohnosakiko’s blog

    文豪とアルケミストと小林多喜二と日共産党 - Togetterまとめ 『文豪とアルケミスト』というオンラインゲームで、近代文学の小説家(が現代に転生したもの)がキャラとして多数登場している中に小林多喜二も含まれており、それについて新聞『赤旗』が好意的に取り上げたところ、そのゲームのファンの一部が「政治利用だ」と憤慨しているという話。 それに対し、「小林多喜二はそもそも共産党で‥‥」などのツッコミが多数入っている。言い換えると、「元キャラの背後のコンテクストやコンセプト知ってるの?」。 一種の「断絶」である。 最初は「そういう文脈知らなくてゲームやってて面白いのかな」と思ったが、よく考えてみれば文脈込みで楽しむというのは、この「動物化するポストモダン」の時代には今や古典的態度だ。 「自分たちの好きなもの(蟹のハサミ持った「元反逆児」のキャラという虚構)が、嫌いなもの(左翼という現実)に紐付

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