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小松左京の『日本沈没』が投げかけた、日本が沈没に見舞われたとき「なにもせんほうがええ」のかという問いに対するおれなりの答を、まもなく還暦を迎える今年、おれははっきりと持っている。日本の歴史や文化や言語を大切に伝えていってくれる存在があるなら、それは必ずしも日本人でなくともよい。
たとえば、「チオ硫酸スペシウム」とかなんとかテキトーな架空の化合物が健康にいいとか痩せるとかいった記事を三つ四つウェブ上に置いて、それっぽいSNSアカウントで宣伝しておいたら、日本人の過半数は信じるんじゃないかとすら最近思えてきた。悲観しすぎかなあ?
ディストピア小説をいかに読むかについて、じつに保守的でまっとうな見解を述べているだけの大学の英文学の先生に、「いまの日本にディストピア要素なんかあるものか」とわけのわからない連中が絡んでいるさまそのものが、紛れもないディストピアの描写になっているのは面白いよね。
カルト的な極右ネトウヨの攻撃が悪目立ちしているので、まるで大村愛知県知事が左翼であるかのように勘ちがいしている阿呆がけっこういて驚くが、大村知事くらいのスタンスが本来のまともな保守本流であって、立憲民主党や日本共産党などに比べれば、大村知事は十二分に右翼だぞ。
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