「まず、24個置いたお菓子は、1週間経つといくつか減っています。しかし、減ったからといって単純に減ったお菓子を補充するわけではありません。『今回は、このお菓子を全部、売れ残りがあっても入れ替えてください』とスタッフに指示して、3回伺う、つまり3週間で全部の商品が入れ替わるようになっています。 サービススタッフには、今週はこの商品は必ず引き上げなさいという指示が出ているだけです。システム上ではすべての商品の賞味期限を管理しているのですが、スタッフには日付を管理しなさいということではなく『この商品を引き上げてください』という指示をメインにしています。 オフィスグリコのサービススタッフは1日4時間労働の主婦のパートさんたちです。それぞれに能力差があるので、あまり複雑な指示を出しても間違いの元になります。日付の管理もお願いするとなると「日付の印字が見えない」なんてことが起こってきます。ですから彼女
定着してきたオフィスでの“お菓子買い” このところお菓子を詰めた箱をオフィスに置き、売れた分だけ代金を回収する「置き菓子」ビジネスに参入する企業が増えているようだ。その先駆けとなったのが大手菓子メーカーの江崎グリコが展開している『オフィスグリコ』。オフィスに居ながらにしてお菓子を買うことができる、画期的な“すき間サービス”をどのようなきっかけでスタートさせたのか? 同社に話を伺いました。 ニーズに合わせて商品がセットされている3段ボックス 最近、大手企業での導入が増えているという『オフィスグリコ』。ご存知の通り、契約した企業のオフィス内に、グリコの商品を中心としたお菓子が詰められたボックスが置かれ、社員は1つ100円でお菓子を買うことができる。 「このボックスは3段に分かれており、各段にきちんと役割配分があります」と語るのは、広報IR部チーフ 吉村貴宏氏。「1段目にキャンディやガ
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