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ソーラーインパルスとtechに関するakakitのブックマーク (2)

  • 太陽エネルギーで世界一周飛行を目指す、夢のソーラーインパルス・プロジェクト(後編)

    “24時間連続飛行”への挑戦を終えて 化石燃料をいっさい使わず太陽エネルギーだけで飛ぶソーラーインパルスの基構造について、最初に簡単におさらいしておこう(前編はこちら)。 2009年に完成したソーラーインパルスのプロトタイプ機“HB-SIA”には、基礎部分にカーボンファイバー(炭素繊維)複合材料が使用された。機体重量は乗用車1台分と同じわずか1600キロ。しかし両翼の端から端までの長さは63.4メートルある。これはエアバスの大型機A340と同サイズだ。その大きな主翼に設置した1万2000個の薄型ソーラーパネルで太陽エネルギーを吸収し、4つのモーターに最大10馬力の電力として供給する。昼間の飛行で充電したエネルギーは400キロのリチウム・ポリマー電池に蓄積し、その電力を利用することで夜間フライトも可能に。推進システム全体の効率を最大限に高めた結果、スクーター並みの馬力で飛ぶことを実現した。

    太陽エネルギーで世界一周飛行を目指す、夢のソーラーインパルス・プロジェクト(後編)
  • 太陽エネルギーで世界一周飛行を目指す、夢のソーラーインパルス・プロジェクト(前編)

    燃料ゼロで公害もゼロ。空気を汚さない飛行機 細長い主翼とT型尾翼を持つ巨大なグライダーのような機体が、プロジェクトの拠点であるスイス・チューリッヒ近郊の飛行場に置かれている。2009年完成した「ソーラーインパルス」のプロトタイプ機──“HB-SIA”だ。 機体をできるだけ軽量化するため、基礎部分にはカーボンファイバー(炭素繊維)複合材料が使用されている。全体の重量は1600キロというから、わずか乗用車1台分に過ぎない。そう聞いてもすぐに信じられないのは、大きく広げた主翼が目に入るからだ。両翼の端から端までの長さは63.4メートル。エアバスの大型機A340と同サイズである。その大きな主翼に1万2000個の薄型ソーラーパネルが設置され、それが主翼の外皮を兼ねている。太陽光で発電しての飛行は過去にもNASA(米国航空宇宙局)などが成功しているが、いずれも太陽が昇っている昼間の時間帯の飛行だった。

    太陽エネルギーで世界一周飛行を目指す、夢のソーラーインパルス・プロジェクト(前編)
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