パーティーなどの招待状などで「BYOB(Bring your own bottleの略。飲み物は各自持参の意)」というのは見たことがあるだろうが、これからは「Bring Your Own Laptop(パソコンは持参)」というメッセージを目にすることになるかもしれない。 企業が社員にノートパソコンを支給するのではなく私物PCの購入を補助しようとする例は、今はまだ少ないが増加傾向にある。たとえばBritish Petroleumもこうした取り組みを試している。 デスクトップ仮想化はこの方式の実現を支える技術の1つ。全体を管理していない端末に、会社用のソフトウェアあるいはPC環境全体を提供する手法だ。これを利用すれば、ノートパソコン上の私的なデータやプログラムはそのままの状態で動かしつつ、業務用の処理はサンドボックスの中で稼働させることができる。 企業から見ると、私有のノートパソコンを使用すれ
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