J1昇格争いに沸いた徳島ヴォルティス。ホーム最終戦で観客数がやっと1万人を超えた。そんな「夢の数字」をJ1、J2を行き来しながらコンスタントに出しているクラブがヴァンフォーレ甲府だ。ホームタウンの山梨県の人口は約86万人で徳島県の約78万人より少し多い程度。なぜそれほど集客があるのか。 甲府のホームの山梨中銀スタジアム(甲府市)。ピッチサイドに立つ看板は、普通は1列だが、ここでは3〜4列が連なる。それだけでは足りず、スタンドのあちこちにも広告の横断幕が張られ、合わせると約180点。その光景はスタジアムの名物となっている。 クラブによると、J2にいた2002年ごろから経営難を乗り切るために広告の販売金額を下げた。最初は幅広い地元企業に資金面で支援してもらう狙いだったが、スポンサーの社員らが家族や友人を誘って来場し、動員に結びついた。01年に就任した海野一幸社長は「うちは親会社を持たないク
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く