昔噺の一つ。桃の中から生まれた桃太郎が、犬・猿・雉を供につれて鬼ケ島の鬼を退治し、金銀財宝を持ち帰るというもの。また、この噺の主人公。[初出の実例]「桃(モモ)太郎を拾ひ上し嫗が実なる昔咄に」(出典:談義本・華鳥百談(1748)序) 昔話。英雄が悪者を退治することを主題にした異常誕生譚(たん)の一つ。婆(ばば)が川を流れてくる桃の実を拾う。桃から男子が生まれる。桃太郎と名をつける。桃太郎が一人前になると、鬼が島へ黍団子(きびだんご)を持って鬼征伐に行く。途中、犬が黍団子をもらって家来になる。猿、雉子(きじ)も同様に家来になる。鬼を降参させ、宝物をもらって帰る。 江戸中期の赤本『むかしむかしの桃太郎』をはじめ、多くの文献にみえている江戸時代の五大童話の一つであるが、とくに日本を代表する昔話になっている。明治以後は、絵本や読み物でも親しまれている。「桃太郎」というと、桃から生まれたということが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く