〘 名詞 〙 同じ性格の建物や産業などを集中的に立地させるために、開発された一団の土地。集団住宅が集中的に建てられた住宅団地や、工場が集中的に建てられた工業(工場)団地などがある。[初出の実例]「五十戸以上の一団地の住宅経営」(出典:土地収用法(1951)三条) 個人または法人が所有する土地に建築物、施設、道路などを計画的、集団的に整備し、これを分譲あるいは賃貸して経営する一団の区域。住宅団地、工業団地、流通団地などがある。 団地開発を行う利点は、建築物の目的に応じて本来必要とされる施設や道路を最適な状態に整備し、それぞれの機能を発揮できる計画性であり、ある程度共通の目的をもつ建築物を集め、共通部分を協同化することにより業務の能率を高められる集約性である。 単に団地という場合は、集団住宅地の略称であることが多い。団地ということばがわが国で公式に登場したのは、1919年(大正8)旧都市計画法
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