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荒俣宏と歴史に関するakakitのブックマーク (2)

  • 「一四一七年、その一冊がすべてを変えた」書評 教会も受容した死を超える快楽|好書好日

    一四一七年、その一冊がすべてを変えた 著者:スティーヴン・グリーンブラット 出版社:柏書房 ジャンル:エッセイ・自伝・ノンフィクション 【ピューリッツァー賞ノンフィクション部門(2012年)】【全米図書賞】長い間失われていた写。そこにはきわめて危険な思想が記されていた。千年の時を経た15世紀、再びその姿… 一四一七年、その一冊がすべてを変えた [著]スティーヴン・グリーンブラット イタリア・ルネサンスの大物が活躍する半世紀ほど前の15世紀初頭、教皇秘書として古典写の蒐集(しゅうしゅう)翻訳に携わったポッジョ・ブラッチョリーニが、立場を逸脱してまで救済した一冊の「超奇書」にまつわる歴史物語である。 込み入った内容だが、逸話やイメージを随所に提示する手法のおかげで、流れの勘所を見失う不安はない。たとえば巨匠ラファエロの大フレスコ画「アテナイの学堂」が出てくる。古代ギリシャからアジアに及ぶ多

    「一四一七年、その一冊がすべてを変えた」書評 教会も受容した死を超える快楽|好書好日
    akakit
    akakit 2013/02/17
    「彼は、キリスト教どころか、世界の宇宙観を覆すほどの劇薬詩、ルクレティウス作「物の本質について」を、偶然に発見してしまう」評者/荒俣宏
  • 「通天閣」書評 古い大阪の魂、低い目線の凄み|好書好日

    ISBN: 9784791766284 発売⽇: 2011/12/01 サイズ: 20cm/734,6p 通天閣―新・日主義発達史 [著]酒井隆史 昨今「塔」の話題を独占するのはスカイツリーだが、どっこい「通天閣」を忘れてもらっちゃ困るとばかりに分厚いが出た。電波を発するわけでもない中途半端な高さの塔だが、大阪のディープサウスをほぼ百年見守り続けた存在感には、ある意味で東京タワーも太刀打ちできない凄(すご)みがある。 書は通天閣そのものを語らない。その下で展開した近代化を語る「叙事詩」に徹する。超然とした遠望ではなく、庶民や地元侠客(きょうかく)に低い目線を据えるのだ。 堺方面へ南下する街道筋にあったこの地域は、都市整備を行うにも侠客の力に頼るほかないスラムだったが、一気に再開発をもくろみ、日初の「万博」と呼ぶべき第五回内国勧業博覧会が開催される。一帯の整備と「人間の浄化」を担

    「通天閣」書評 古い大阪の魂、低い目線の凄み|好書好日
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