九州大学発ベンチャー「クロスエイジ」の創業は2005年。創業者で代表取締役社長の藤野直人さんが九大生時代に体験したインターンシップが農業分野で起業するきっかけだった。 2004年、あるコンサルティング会社でのインターンシップで久留米青果市場の調査に従事した際、藤野さんは「農業は世の中に不可欠な仕事」と実感し、卒業直後に農業分野でのコンサルティング事業で会社を起こした。 農業生産者の販売代行として流通開発事業を立ち上げる 「農産物の品質管理や生産工程でのIT化などでコンサルの事業ができると想定したのですが、農家さんは販路と利益の確保に懸命でコンサルを受けるだけの余力がないというのが実態でした」 農業生産現場の実情を知った藤野さんは、創業の翌年(2006年)に農産物の販路開拓事業(流通開発事業)を立ち上げた。農産物の商品提案書やPOP作成などを介して、インターンシップ時代および起業1年目のコン
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