【政権交代と世論の風】(下)自民敗北原因は「あのCM」だった? (1/2ページ) 2009.9.23 07:19 今回の衆院選での「自民党敗北の原因」は多く語られているが、「なるほど」という別なデータが出てきた。 財団法人情報通信学会の「間(かん)メディア社会研究会」の調査だ。研究している学習院大の遠藤薫教授が説明してくれた。 そこで分かったのは、今回の衆院選で自民、公明両党がインターネット上で展開した、民主党を批判するコマーシャル(ネガティブCM)を見た人のうち6割以上、63・5%が、批判している自公両党に対して逆に「悪い印象を持った」と答えていることだ。 衆院選で自民党に投票した人に聞いても、その3割以上が「CMは自民、公明に悪印象だった」と衝撃の回答を寄せていたという。 劣勢が伝えられ、起死回生を狙った自民党、公明党のネガティブキャンペーンが「逆効果」だった可能性も出てきたから大変