Windows NTやWindows 95といった32ビット版Windowsが登場してから約17年が経つ。Windows 98、2000、XP、Vistaなどを経て、現在のWindows 7に至るまで、その見た目はずいぶん変わったように思えるが、ほとんど変わらずに維持されているものがある。それはC/C++などのプログラムからWindowsの各機能にアクセスするためのAPIである「Win32 API」だ。 筆者は先ごろ、過去に日経ソフトウエアに掲載したWin32 API関連の特集や連載記事を収録したムック「APIで学ぶWindowsプログラミング」の編集作業を担当した。その作業の一環として、当時の記事で解説に使ったC言語サンプルプログラムのプロジェクト(プログラムのソースコードや関連ファイルを集めたもの)を、Windows 7(32ビット版)で動作する最新の開発ツール「Visual C++
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