Spring BootによるAPIバックエンド構築実践ガイド 第2版 何千人もの開発者が、InfoQのミニブック「Practical Guide to Building an API Back End with Spring Boot」から、Spring Bootを使ったREST API構築の基礎を学んだ。この本では、出版時に新しくリリースされたバージョンである Spring Boot 2 を使用している。しかし、Spring Boot3が最近リリースされ、重要な変...
連載目次 デバッグなどの用途で記述したテスト用のコード(例えば、コンソールへデバッグ・メッセージを出力するようなコード)は、できれば通常のリリース版のプログラムには含めたくない。本稿では、そのようなテスト用のコードをデバッグ版にのみ含めて、デバッグ時にしか実行されないようにする方法を紹介する。 この方法には、Conditional属性(以降、条件属性)を使う方法と、条件付きコンパイル・ディレクティブ(#ifディレクティブ。以降、条件ディレクティブ)を使う方法の2つがある。どちらの方法も、「条件付きコンパイル定数」と呼ばれる定数に従って、テスト用(デバッグ用)のコードがコンパイルされるかどうかが決定される。 条件付きコンパイル定数の指定 条件付きコンパイル定数は、Visual Studio .NETでひな型プロジェクトを作成すると、次の画面のようにプロジェクトのプロパティにあらかじめ設定され
連載目次 「TIPS:VS.NETでデバッグ・メッセージを出力するには?」で解説しているように、Debugクラス(System.Diagnostics名前空間)によるデバッグ・メッセージの出力は、Visual Studio .NETの使用時にはVS.NETの[出力]ウィンドウに出力される。 しかし、Visual Studio .NETではなくコマンド・プロンプトでコンソール・アプリケーションのプログラミングを行っている場合には、Debugクラスによる出力を表示することができない。このような場合には、Debugクラスに「リスナ」を追加することにより、コンソール(標準出力)やファイルなどにもメッセージを出力することができる。 デバッグ・メッセージを受け取るリスナ Debugクラスで使用されるリスナ(Listener)とは、Debugクラスからデバッグ・メッセージを受け取って、それをコンソール(
Debugクラス(System.Diagnostics名前空間)を使ってデバッグ・メッセージをファイルに出力するには、「TIPS:デバッグ・メッセージをコンソールに出力するには?」の最後にあるように、ファイルに対するストリームからTextWriterTraceListenerオブジェクト(リスナと呼ばれる)を生成し、DebugクラスのListenersプロパティに追加すればよい。しかし、出力先となるファイル名を指定するだけの、より簡単な方法も用意されている。 デフォルトのリスナであるDefaultTraceListenerオブジェクト Debugクラスでは、Listenersプロパティに登録されたリスナがデバッグ・メッセージを受け取り、それをファイルやイベント・ログなどに出力するわけだが、Listenersプロパティには最初から登録されているリスナが1つある(初期状態でDebug.List
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